伊原氏「糸井が抜けたオリックスの期待は2年目の吉田正」

【伊原春樹「新・鬼の手帳」】今季も厳しい戦いが待ち受けているかもしれない。オリックスのことだ。春季キャンプ地が宮崎市清武総合運動公園に移って3年目。実に素晴らしい環境と施設であることをいつも感じる。キャンプには多くのファンも来場してとてもいい雰囲気を作り出しているのだが、残念なことにチームに対する期待値はそう簡単には比例してこない。

 なにしろ昨季は散々だった。公式戦だけでなく、オープン戦、交流戦、そして二軍まですべて最下位。だからこそ今季は“負のスパイラル”から抜け出して、少しでも上位に食い込みたいところだ。

 先発投手に関しては確かに人数は揃っている。ローテで勝ち星がある程度計算できるのは金子、西、ディクソンの3本柱がまず頭にパッと浮かぶ。問題はその後だ。メジャーで407試合に登板した左腕フィル・コーク(34=前パイレーツ)を今オフに獲得。かつてヤンキースでも活躍したメジャーリーガーが下馬評通りの活躍をすれば、4番手は決まりとみる。さらにドラ1の社会人ナンバー1右腕・山岡泰輔(21=東京ガス)も噂にたがわぬ実力を発揮するなら面白いし、松葉、岸田、山崎福、東明、近藤らも先発候補だが、過度な期待は禁物だ。

 一方で攻撃面をみると、やはり何と言ってもFAで糸井が阪神へ移籍した穴は大きい。この戦力ダウンをどう埋め合わせていくか。個人的には2年目外野手の吉田正に注目したい。今キャンプの打撃練習でも非常にいい振りをして快音を響かせていた。卓越したバットコントロールが今後さらに伸びれば3番、あるいは4番も任せられるはず。走力も兼ね備えているので、今季はさらにブレークする予感がある。

 最後にベテランの中島だ。今季は3年契約の契約最終年。私が「お前さんがしっかり仕事しないと監督、コーチが困るぞ」とクギを刺すと彼は神妙な表情を浮かべていた。そりゃあ、そうだ。今季も平凡な成績しか残せないとなると首脳陣だけでなく、自分の身も危うくなる。まだ34歳。老け込む年齢ではない。(本紙専属評論家)

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