中日浅尾の投手理想像とは…

       

 昨季、プロ10年目で初の一軍登板なしに終わった中日・浅尾拓也投手(32)が3日、一軍に合流した。「とりあえず一軍で投げるので呼ばれたのだと思う。開幕まで1か月足らず。しっかり結果を残せるようにしたい。そうすれば(一軍に)残れる可能性もあると思う」と開幕一軍に向けて気合を入れている。

 そんな浅尾の今季のテーマは「後輩から『何で(浅尾さんは)打たれないんだろう』と思われること」という。かつての浅尾は150キロを優に超すストレートで打者を圧倒。2011年には中継ぎ投手として初めてMVPとゴールデン・グラブ賞に輝いた。しかし、ここ数年は肩の故障もあって、かつての剛球は影を潜め「同じ右の後輩でスピードで勝てないピッチャーが増えている」のも現実だ。

「ストレートにはこだわっている。捨て切れていないし、捨て切るつもりもないし、高みを目指す」とスピードの回復はあきらめてはいない。しかし、それと並行してスピードが戻らなくても抑えることはできるのではないか、と思うようになったのだ。

 教材はかつての山本昌広氏(元中日)であり、先輩の岩瀬、阪神の藤川だという。山本氏は130キロそこそこの直球で200勝を達成した。岩瀬、藤川の全盛期はそれぞれバットに当たらないスライダー、真っすぐという必殺の武器があった。しかし、年齢を重ね、キレも精度も落ちている。それでも「投球術で抑えている」(浅尾)。

 ものすごく速い真っすぐや、とんでもないキレの変化球があるわけでもない。それなのになぜか抑えてマウンドを降りてくる。それが今の浅尾の理想像だ。

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2017年3月4日の野球記事

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