北の核から身を守れ!首都“地下鉄シェルター”ベスト20

北の核から身を守れ!首都“地下鉄シェルター”ベスト20
都営地下鉄・東京メトロ駅深さランキング

 25日に朝鮮人民軍創建85年の節目を迎えた北朝鮮で、核実験やミサイル発射実験を強行する兆候があり、現実化すれば米軍が攻撃を示唆するなど朝鮮半島は緊張状態が続く。「東京に核ミサイル着弾なら死者42万人」といった試算の情報も広がる中、避難先の一つとされているのが地下だ。首都攻撃を踏まえて、把握しておきたい“シェルター”となる地中深くにある都内の地下鉄駅を調べてみた。

 北朝鮮は有事の際、「最初に被害を受けるのは日本」と名指しした。米軍から攻撃を受ければ報復で、在日米軍基地や各都市に弾道ミサイルを発射しかねない状況だ。

 弾道ミサイルは弾頭に通常の爆薬を搭載するタイプのほか、サリンやVXガスなどの生物化学、核など種類はさまざまある。
 日本のミサイル迎撃システムは、イージス艦搭載の迎撃ミサイル「SM3」と地対空誘導弾パトリオット3の2種類あるが、多弾頭や同時発射の場合はすべて打ち落とすのは困難とみられている。

 政府はミサイルが飛来した場合、着弾時の爆風や破片などによる被害を避けるため頑丈な建物や地下街、地下駅舎などへの避難を呼びかけている。
 都内の場合、安全とされているのが地下に張り巡らされた地下鉄だ。都営地下鉄、東京メトロで計284駅(都営106、メトロ178=1路線で1駅計算)がある。その中でも深い駅ベスト20が別表だ。

 1位はホームに降りるまでエスカレーターなら最低でも3基を乗り継がないといけない大江戸線の六本木駅。深さ42・3メートルで、地下7階に位置する。日比谷線の六本木駅が11・8メートルだから約4倍も深いことになる。

 大江戸線はベスト20に8駅がランクインしたように全38駅の平均深さは22・2メートルで、最も浅い光が丘駅でも11・9メートルと全体的に深いのが特長。利用者は乗り降りで大変だが、防災時にはこの深さが逆にメリットとなる。

 2008年に開業した副都心線も、既に地下がパンク状態だったため、より深い位置に建設されており、全10駅の平均深さは25・6メートルと大江戸線を上回る。最も浅い新宿三丁目駅でも15・2メートルもある。

 首相官邸や自民党本部、国会議事堂の地下に位置する国会議事堂前駅や永田町駅もベスト10にランクイン。「政府要人や国会議員を避難させるため」と都市伝説化しているが、もともと高台にある関係で、“要塞化”している。

 一方、戦前にできた銀座線はほとんどの駅が深さ8メートル前後しかない。それでも太平洋戦争時に空襲を受けてもほとんど無傷だった。

 また丸ノ内線は後楽園駅や四ツ谷駅、東西線は西〓西駅以東は地上駅。有楽町線、千代田線、銀座線、日比谷線も始発・終着駅のほとんどが地上で、全284駅のうち、メトロは21駅、都営は8駅が地上に位置する。地下鉄といっても地下ではない駅があるので注意だ。

 防災アナリストの金子富夫氏は「ミサイルに対し、都内の地下鉄は有効になる。地下鉄に向かう通路でも地下街でもいいから、やはり地下に逃げないと助からない。政府や各自治体は逃げろというだけでなく、具体的に避難場所を伝えるべきです」と説く。

 ミサイルが飛んでこないことを祈るしかないが、生き残るためには、事前のシミュレーションが大事だ。

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