亀井静香氏が引退 盟友・石原慎太郎氏との超激論エピソード

“政界の暴れん坊”と呼ばれた亀井静香氏(80)が、衆院選に立候補せず、政界から引退することを決めた。

 亀井氏は「現在の政治情勢の中で、立候補して当選したとしてもやれることは限られている。国難に立ち向かわなければならない時ではあるが、今の与野党の状況を見て相棒がいないと何もできない」と理由を語った。

 亀井氏は警察庁の出身で、1979年の衆院選挙に自民党公認で当時の広島3区から立候補し初当選。運輸相や建設相、自民党の政務調査会長などを歴任。2005年の「郵政選挙」で郵政民営化に反対し、自民党を離党後、国民新党を結成して代表を務め、09年に発足した旧民主党との連立政権で、郵政改革・金融担当相を務めた。

 その後、国民新党を離れて無所属となり、日本未来の党に入党し、みどりの風に合流。14年、みどりの風が解散し、再び無所属となり、同年の衆院選で初めて無所属で立候補し、13回連続の当選を果たした。

 無所属になってからの亀井氏は、朋友の石原慎太郎氏(85)と講演や雑誌で対談する機会が多かった。今年6月、憲政記念館で開いた亀井氏主催のセミナー「日本どうする!」には石原氏が駆けつけ、500人の聴衆の前で激論を交わした。

「北朝鮮の核やミサイル問題で亀井氏は『日本はこれまでと同じように米国の“かわい子ちゃん”だけでやっていけるか?』と話し、石原氏は『北朝鮮に対して日本独自の抑止力を持つべきだ』と訴えた。両氏の主張は『米国に“YES”と言わせる日本へ!』。亀井氏は“相棒”だった石原氏が先に政界からいなくなってから、寂しい思いをしていたのかもしれない」(永田町関係者)

 広島6区は亀井氏の不出馬が決まり、自民党の前職、小島敏文氏(67)と希望の党が公認した佐藤公治氏(58)が争う展開となる。「選挙情勢分析では亀井氏が優勢に選挙戦を進めていた。衆院選に出ていれば、14回目の当選を果たした可能性が高かった」と選挙アナリストは話している。

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