【日本シリーズ】第4戦でソフトに一矢 DeNA浜口は第2の香田になれるか

【日本シリーズ】第4戦でソフトに一矢 DeNA浜口は第2の香田になれるか
ソフトバンク打線の前に立ちふさがった浜口

 日本シリーズ第4戦が1日、横浜スタジアムで行われ、DeNAが6―0でソフトバンクに快勝。対戦成績を1勝3敗とし、どうにか踏みとどまった。勝利の立役者は先発して8回一死まで無安打無得点と快投した、ルーキー左腕の浜口遥大(22)。ラミレス監督にも思うところはあったようで、2人の打のヒーローの裏話とともに、舞台裏をお届けする。

 DeNAの新人左腕・浜口が王手をかけられた崖っ縁の舞台で、8回途中まで無安打無得点の快投。窮地のチームにシリーズ初白星をもたらした。

 キレのある直球とカーブ、チェンジアップ、フォークを織り交ぜ、8回途中119球2安打無失点。浜口は「とにかく腕を振れば打たれないと思った」と笑顔を見せた。

 新人ながら「自分で終わりたくなかった」と王手をかけられたチームを背負って投げ込んだ。8回一死で代打・鶴岡に右中間二塁打を浴び、日本シリーズ史上初の快挙とはならなかったが「とにかくゼロで切り抜けようと切り替えた」と動じることはなかった。

 試合後、ラミレス監督は「新人とは思えなかった。素晴らしい」と浜口を絶賛。さらに「鷹のウイークポイントが見えた? ノーノーノー。特に弱点は見えていない。打線はベストだし今日はウチが投打がかみ合って向こうがそうじゃなかっただけ」とポーカーフェースで答えた。

 とはいえラミレス監督は、この試合までに確信を得たようだ。「ソフトバンクは左に弱い」とは戦前から言われていたものの、同じ左腕でも「キレのあるタイプで緩急が使える左腕」にはとりわけ弱い。実際、ラミレス監督は6月の交流戦時から「ソフトバンクには左が通用する」と口にしており、第2戦で今永が6回1失点、そしてこの日の浜口の快投で、今後の「左攻め」は決定的となった。第5戦は左腕の石田、第6戦は中5日で今永、第7戦は順番通りの右腕・ウィーランドではなく、再び浜口の登板も可能。右腕の井納を第3戦で中継ぎ起用したのには、そんな思惑もあったわけだ。

 日本シリーズで過去、3連敗からの4連勝といえば「巨人はロッテより弱い」で有名な1989年の巨人だが、あの年の巨人が逆転できたのは3連敗した時点で「水野のカーブを打ちあぐんだように、近鉄打線は緩急をつけたタテの変化に弱い」と弱点を見抜き、第4戦でタテのカーブを持つ香田を先発させたのが勝因とも言われている。

 この日の浜口の快投は、あの年の香田のように流れを変えるものとなるのか、それとも…。

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