【NHK杯】羽生五輪連覇へ暗雲 公式練習で右足首負傷

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯(10日~、大阪市中央体育館)の公式練習が9日に行われ、大会2連覇中の羽生結弦(22=ANA)にアクシデントが発生した。大技の4回転ルッツで転倒し、右足首を負傷。ケガの詳細は不明だが、今大会だけでなく2月の平昌五輪にも暗雲が漂い始めた。

 公式練習は午前、午後の2度行われ、羽生は午後のみ参加した。序盤は軽快な動きを見せていたが、今季から取り入れたばかりの4回転ルッツをこの日初めて跳んだ際、回転軸が大きく傾いて着氷に失敗。右足首をひねるように転倒した。しばらく起き上がることもできず、苦悶の表情。足首を気にしながらリンクを1周したものの、練習を一旦中断してリンクから離れた。

 数分後に戻るとフリーで使用する「SEIMEI」を流した練習では演技をほとんどせず、足の状態を確認するように滑っただけ。最後のスピンはトライしたが、練習時間を残したまま早々に撤退した。結局、転倒後は一度もジャンプを跳ばなかった。

 会場近くのホテルで夜に行われた日本チームの記者会見は治療のため欠席。日本スケート連盟は「現時点で医師からの連絡はなく、明日以降のことはお話しできない」と説明した。小林芳子強化部長らの話を総合すると、チームドクターが治療に当たっているとのこと。ケガが右足だということ以外、痛めた箇所の詳細やその症状は明かされなかった。

 仮に今大会を欠場すれば、4連覇中のGPファイナル進出は絶望。平昌五輪の代表選考を兼ねた12月の全日本選手権に向けて、調整にも大幅な狂いが生じる。世界選手権で3位以内に入った経験がある選手は全日本をケガで欠場しても、選考対象とすることが規定されているが、そこまで長引けば大目標の五輪連覇にも黄信号がともる。

 9月に今季の初戦として出場したオータムクラシックでは、右ヒザの違和感を理由に4回転ルッツを回避。今季の羽生はケガに苦しむシーズンとなりつつある。今回のアクシデントを乗り越えることはできるのか。

編集部おすすめ

当時の記事を読む

羽生結弦のプロフィールを見る
東スポWebの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

「羽生結弦」に関する記事

「羽生結弦」に関する記事をもっと見る

次に読みたい「羽生結弦」の記事

次に読みたい「羽生結弦」の記事をもっと見る

スポーツ総合ニュースランキング

スポーツ総合ランキングをもっと見る
お買いものリンク