座間9遺体事件・被害者全員が身元特定 被害者情報報道に議論も

 神奈川県座間市のアパートで9人のバラバラ遺体が見つかった事件で、白石隆浩容疑者(27)が「1人目の殺害時からためらいはなかった」と供述していることが10日、分かった。また警視庁高尾署捜査本部は同日未明、DNA型鑑定などで、既に判明している東京都八王子市の田村愛子さん(23)を含む全員の身元を特定と発表した。

 失踪時期順に列挙すると、まず8月下旬、神奈川県厚木市の会社員・三浦瑞季さん(21)、群馬県邑楽町の県立高1年・石原紅葉(くれは)さん(15=失踪当時)、神奈川県横須賀市の介護職・西中匠吾さん(20)。9月半ばから末にかけて、埼玉県所沢市の私立大2年・更科日菜子さん(19)と同県春日部市の接客業・藤間仁美さん(26)、福島県福島市の県立高3年・須田あかりさん(17)、埼玉県さいたま市の県立高2年・久保夏海さん(17)。そして先月下旬、神奈川県横浜市のアルバイト・丸山一美さん(25)と田村さんだ。

 捜査本部はまず6日、実兄の協力で事件認知できた田村さんの名前を被害者の1人として公表した。これにより各メディアは田村さんの顔写真など個人情報絡みの報道を解禁。そして10日、他の8人も身元特定、公表のタイミングで、顔写真などが朝から一斉に報じられた。

 ただ、事件に巻き込まれた経緯や、遺体は切断された首や手しか残ってないなどの残虐性から、被害者情報をどこまで公にしていいのか、すべきかという議論は、すでにネット上でも起こり始めている。凶悪事件を起こした少年を目線ナシで出したりする週刊新潮は、今週号で被害者全員の顔写真を載せているが、捜査本部の身元公表前の発売だったためか、田村さん以外は目線入り。

 今回と同じ神奈川で昨夏起きた「相模原障害者施設殺傷事件」で、県警が「遺族の希望」を理由に被害者19人の名前を公表しなかったのとは対照的だ。ちなみに、送検時の白石容疑者は顔を隠し通していた。

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