再ブレークの阪神・秋山に開幕投手期待する声

再ブレークの阪神・秋山に開幕投手期待する声
契約を更改した秋山

 阪神の“再ブレーク右腕″秋山拓巳投手(26)が6日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改に臨み、3000万円増の年俸4100万円でサインした。

「すごくいい評価をしてもらい満足してます。球団からは『2位の立役者、秋山がいなかったら大変だった』とも言われました。ここまでの7年間、苦労してきたのでそれを忘れずに、来年もっと監督に信頼してもらえるよう頑張りたい」。大幅昇給にも浮かれることがなかった苦労人の今季はチームトップとなる12勝(6敗)、防御率2・99の好成績をマーク。規定投球回数に達した投手では12球団トップのシーズン与四球率0・90の制球力も光った。

 振り返れば高卒プロ1年目の2010年に華々しく4勝デビューを飾ったものの、その後の野球人生は故障やイップスに悩まされるなど大半が二軍暮らし。今季、見事な復活を決めたわけだが、再び「一発屋」に戻るわけにはいかない。来季の目標には「今年の投球回数(159回1/3)から180イニングに増やしたい。クリアするためには7回以上が絶対条件。そのために真っすぐの質を上げていきたい」と設定。すでに静岡県浜松市の練習施設で「動体視力」などを高めるための“眼力トレ”も初めて導入し、来年1月からの自主トレは昨年に引き続きオリックス・平野らと行うことが決定している。

 そんな秋山にはチーム内から「来年は思い切って開幕投手に名乗りを上げたらどうか。生え抜きでもあるから」という声が出ている。開幕投手については「自分しかないと思っている」と豪語するメッセンジャーが4年連続の栄誉に向けて名乗りを上げ、金本監督も了承済み。だが、その一方で香田投手コーチは「名前は控えるけど、逆に言うと自分も開幕を狙うぞ、と手を挙げる投手が出てきてほしい」と要望している。

 その筆頭候補が再ブレークした秋山を指していることは明らか。確かに例年助っ人に頼むばかりでは情けないし、そのメッセも来季37歳で万全の状態で開幕を迎えられるとは限らない。一発屋阻止に燃える秋山にとなっても面白そうだ。

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2017年12月7日の野球記事

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