「何もない」東京・田端の魅力とは

「何もない」東京・田端の魅力とは
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山手線で一番寂しい田端駅の南口

 何もないから人気!? 芥川龍之介や萩原朔太郎ら文士も住んだ東京・田端がいま熱い――。街コンをしても人が集まらない。ラブホもキャバクラもない。南口にはコンビニもファストフードもない。東京都北区のJR田端駅は山手線で一番地味とされる駅だ。東京の中心部を1周する山手線なのに、周辺は自他共に認める「何もない駅」だが、最近は逆に「何もないことが魅力」として再確認されているという。

 新入生や新社会人は新生活に胸躍らせる季節。地方からの上京組は渋谷、新宿、原宿など山手線駅で“都会”を満喫し始めるころだろう。さて、試しに「田端駅 何」とネット検索してほしい。グーグルでは検索候補に「何もない」「何がある」との表示も見られる。そう、山手線の駅とは思えないほど、何もないことで有名なのが田端駅なのだ。

 その象徴が駅南口。小屋のように小さい改札には、駅員も常駐していない。駅員とやりとりする必要がある場合は、インターホンで北口にいる駅員と話さなければならない。出口にはコンビニすらなく、眼前に葬儀場がたたずむ。「田舎の無人駅といい勝負…」と息をのむ荒涼感がある。

 かろうじて北口にはスターバックスやコメダ珈琲もあるが、商店街に行くには5~6分歩かなければならない。南口で驚いた後で改めて「ここは本当に山手線の駅なのか」と感じるはずだ。

 そんな何もなさが「かえって良い」と再評価されている。田端の情報サイト「TABATIME」(タバタイム)を運営する櫻井寛己さん(28)は昨年「山手線で1番無名!」と自虐ネタを多用したLINEスタンプを作った。


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