ソニー半導体が日本を引っ張る時代がやってきた

■2兆円を超える投資で他デバイスにも好影響



ソニー半導体が日本を引っ張る時代がやってきた

 「ソニー半導体の時代がやってきたと思えてならない。世界初の本格的トランジスタラジオを作り上げたソニーのDNAはやはり半導体にある。この数年間で2兆円を超える投資も予想され、ニッポン半導体のリード役に躍り出るだろう。得意とするCMOSイメージセンサーはフォトダイオード、フォトカプラ、マイコン、メモリーなどのデバイス売り上げも喚起するわけで、只事ではない状況に入ってきた」



 こう語るのは証券業界の著名アナリストの一人だ。確かにソニーの画像半導体となるCMOSイメージセンサーはもはやダントツで世界首位となっており、18年は51%のシェア(金額ベース、テクノシステムリサーチ調べ)を有しているものとみられる。



■監視カメラと車載で膨大な需要



 中国は社会信用システムに20兆円を投資するといわれ、その中核として中国全土にカメラネットワーク導入を進めている。現在1億台くらいである監視カメラを何と6億台まで持っていくのだが、そのほとんどにソニーのCMOSイメージセンサーが使われるといわれている。スマホは台数ベースではダウンしているが、ハイエンドタイプへのシフトが進んでおり、センサー3個を使う製品も増えてきたことでこれもソニーには追い風となる。



 車載向けでもソニーの技術はズバ抜けている。1億画素の製品も作り上げており、150℃の高熱にも耐えられ、DRAM搭載で高精細かつ超高速を成しとげ、LED信号のちらつきをもモノともしないという技術レベルは、まずもってサムスン、オムニビジョンなどの追随を許さないだろう。レベル4以上の自動運転になれば1台の車に19個のCMOSイメージセンサーが積まれるわけで、車の年間出荷台数が約1億台であることを考えれば、車載向けもほぼ独占すると思われるソニー半導体の業績はまさに右肩上がりが予想されるのだ。


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