毎日子どものお世話をしながら家事もしていると、なかなか自分の時間が取れなかったり疲れてしまったり…。「完璧に家事や育児ができる母親になりたい」と思って頑張っているお母さんも多いですが、完璧を目指しすぎるとストレスがたまってしまい、心に負担がかかってしまうこともあります。



完璧であることに執着せず、お母さんも息抜きをすることが必要です。そこで今回は、ちょっとした時間にできる息抜きアイデアをご紹介します。



■「完璧」を目指すと疲れてしまうのはなぜか?



「理想の完璧な母親像」と現実のギャップ

誰しも目標はあるもので、目標を決めることでやる気がでたりモチベーションを維持できたりとさまざまな効果が得られます。お母さんの中にも、「こういうお母さんになりたい」という目標をもっている方も多いと思いますが、「理想の完璧な母親像」を目指してしまうと現実と理想のギャップで苦しくなってしまうことも。



「家事も育児も完璧にできる母親でありたい」と考えることは悪いことではありませんが、理想を追い求めすぎて疲れてしまう場合もあります。



周囲からのプレッシャー

周りの人はそういうつもりで言ったわけではなくとも、ちょっとした一言が「完璧な母親でいなければいけない」とお母さんにプレッシャーを感じさせてしまうことも。



身近な人から「完璧」を求められ、それに答えようと頑張りすぎた結果、お母さんの心や身体の負担になっている場合もあります。



■「完璧」を目指すことは必要なこと?



お母さんが1人で頑張って、何事も「完璧であること」を目指す必要はありません。



家事や育児を頑張ることはもちろん悪いことではありませんが、すべて完璧にこなそうとするとストレスがたまってしまいます。何事も「完璧」を目指すのではなく、手を抜いても大丈夫なところでは手を抜いたり、1人で頑張るのではなく誰かに手伝ってもらったりすることも大切です。



「家事や育児はお母さんがやること」というイメージを持っている人もいますが、ほかの人の手を借りることは決して悪いことではなく、さまざまな人が助けあうことも必要です。



■時間を作るにはどうしたらいいのか?



時間を上手に使う

自分の時間を作り、息抜きをすることも大切です。しかし、家事や育児をしているとなかなか自分の時間を作ることができず、息抜きもできませんよね。



自分の時間を作るには、「完璧にできるまで頑張る」のではなくある程度時間を決めて行うことも大切です。掃除などにどれくらい時間がかかるか把握しておくと、予定も立てやすくなります。



ほかの人と協力する

お母さんが1人で頑張る必要はなく、パートナーや家族に手伝ってもらったりベビーシッターを頼んだりとほかの人と協力すると、自分の時間を作りやすくなります。



家事や育児をほかの人に頼むことは怠けているわけではなく、お母さんが息抜きをしてリフレッシュするためにも必要なことです。



活動時間を決める

日中に自分の時間を作りにくいという場合は、早起きを習慣にするのもおすすめです。早く起きて、自分の時間をすごしてから朝食を作ったり子どもを起こしたりすることも。



また、子どもを寝かしつけると疲れからいっしょに寝てしまうときもありますが、子どもが早く寝てくれたときなどは本を読んだりテレビをみたりと自分の時間として使うこともできます。朝型か、夜型かは人それぞれなので、自分のタイプにあわせて自分の時間を確保するのもいいですよ。



■ちょっとした時間にできる息抜きとは?



好きなおやつを食べる

自分の時間が確保できたら、コーヒーや紅茶を用意して好きなおやつを食べるのもおすすめです。好物を食べることで幸福感を得て、ゆっくりとした時間をすごすことができます。また、日々頑張っているご褒美に少し高価なおやつを食べるのもいいですね。



趣味の時間に充てる

子どもが生まれて余裕がなくなってしまったから、趣味は我慢しているというお母さんも多いのではないでしょうか。自分の時間を確保できたら、家にいてもできる手芸や読書、DIYなど趣味の時間に充てるのもリフレッシュになりますよ。



買い物をする

買い物をすることも息抜きになります。自分好みの服や本などをみて、買うだけでもストレス発散にもなりますよ。また、出かけるようなまとまった時間が取れないという場合は、ネットショッピングを楽しむのも1つの方法です。



運動をする

体を動かすと、すっきりしたり身体がしまったりといいことがたくさんあります。ジムに行くような時間は取れなくとも、おうちでできる簡単な運動をちょっとした時間にやるだけでも息抜きになりますよ。



映画やドラマ鑑賞をする

ある程度まとまった自分の時間が確保できたら、映画やドラマ鑑賞に時間を充てるのも簡単にできる息抜きです。最近はスマートフォンやタブレットでも手軽に鑑賞できるため、ベッドにいながらでもゆっくり好きな映画やドラマをみてリフレッシュできるのも嬉しいところです。



■適度に息抜きをしながら頑張ろう



頑張り屋さんのお母さんも完璧を目指しすぎず、息抜きをして余裕を持つことが大切です。適度に頑張りつつ、リフレッシュできる自分の時間を作ってすごすことも心や身体の負担の軽減になります。



ちょっとした時間があれば家にいてもできることはたくさんあるので、自分にあった息抜き方法をみつけてみてくださいね。