街中を歩いていて、思わずマナーを疑う場面に出くわした経験はありませんか?なかには、マナー違反によって周囲に危害を加えているケースもあるようです。そこで今回は、みなさんの生活の中から「イラっとする瞬間」を集めてみました。



■通勤中のイライラ!



「通勤ラッシュで満員の電車内に、大きなキャリーバッグとともに乗車してくる人にイライラ。もう少し時間帯をずらすなり、移動手段を変えるなりしてほしい。しかも、キャリーバッグが揺れるたびに当たって痛いんですよね」



「電車内が混雑しているのに、大股を広げて2人分の席を占領している人を見かけます。さらに、新聞を大きく広げていることも…。両隣の人も迷惑そうにしているのに、素知らぬ顔で座っていますよ」



「駅のエスカレーターの列に並んでいると、スッと割り込んでくる人がちらほら。急いでいるのはみんな同じなのに…。

順番を守れないなんて、同じ大人として情けないです」



ただでさえ疲れる通勤ラッシュなのに、このような場面に遭遇するとストレスが倍増するのも無理はありません。反対に、混雑時にプライベートで公共交通機関を利用する際は、周囲の迷惑にならないように意識したいですね。



■馴れ馴れしい態度にモヤモヤ…



「タクシーに乗って目的地を伝えると、『〇〇ビル?知らないなぁ~。とりあえずそっち方面に向かうから、案内してよ』と返されました。仕方なく道案内をしながら乗り続けていると『で、次はどっち?』『右折なの?もっと早く言ってよ~』と上から目線のセリフばかり。年配のおじさんとはいえ、客の私がヘコヘコするなんて納得できない」



「スーパーで買い物していると、見知らぬおばさんに『ねぇ、あれ取ってくれない?』と声をかけられました。

棚の上の方にある商品が欲しかったようで、『いいですよ』と承諾。手を伸ばすと、『ちがう!その横!』『あら?思っていたのと違ったわ。返しといて』と言われてびっくりしました。どうして偉そうに指図されないといけないのよ!」



高齢の方のなかには、「若い人に敬語はいらない」「くだけた言い方でコミュニケーションを取っている」というスタンスの人も多いようです。「見知らぬ人には敬語で接するべき」と捉えている人にとって、いきなり馴れ馴れしい態度には抵抗を感じるもの。こちらから注意しにくい立場でもあるため、このモヤモヤの解消は難しいのかもしれません。



■あわや大怪我…街中でゾッとした瞬間



「4歳の息子と一緒に歩いていると、スーツを着た男性が歩きタバコをしながら横を通っていきました。その瞬間、突然息子が大声をあげてギャン泣き。慌てて顔を覗き込むと、先ほどの男性が吸っていたタバコが顔に当たり、軽いやけど状態になっていました。もし目に当たっていたら、やけどでは済まなかったはず…本当に腹立たしいです!」



「ベビーカーを押して狭い歩道を歩いていると、前方から自転車が。すぐ横に自転車専用レーンがあったので『そっちに移動してくれるかな』と思っていたら、スマホを見ながらこっちに向かってくるではありませんか!私が『危ない!』と声を出すと、慌ててブレーキをかけてくれましたが…。あと数秒でベビーカーと正面衝突するところでした。

よそ見運転なんて危なすぎます!」



歩きたばこやよそ見運転が常習化している人は、その危険性を理解していないのかもしれません。その結果、周囲の人に危害を与えてしまう可能性も。子どもの安全を守るためにも、保護者の方は常に気を引き締めておく必要がありそうです。



■まとめ



マナー違反から危険行為まで、さまざまな「イラっとする瞬間」が登場しました。最低限のマナーやルールを守れない大人には、怒りに加えて情けない気持ちになる人も多いのではないでしょうか。そういった行為を見かけた際は、「自分も言葉遣いには気をつけよう」「ルールについて改めて子どもと話し合おう」と反面教師にするのもおすすめですよ。