世帯年収に満足していても、自分たちの老後の資金や子どもの教育費の心配を抱えていることがわかります。また年収が910万円(目安)以上になると高等学校等就学支援金( https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342674.htm )が受けられなくなるなど、お金の面で不利になることもあります。
■世帯年収は決して少なくないけれど、満足できない理由
満足できる世帯年収の境が700万円と考えたとき、それ以上の年収であっても満足できないこともあります。(年代/お子さんの数/世帯年収額)
- 子どもがどんな進路を選択したとしても諦めなくて良い年収が希望(30代/1人/700万以上-900万円未満)
- 我が家の主人の年収は1,000万です。でも子どもが3人だと全く余裕ありません。持っていかれる税金も半端ない、なのに児童手当は年収制限で1人5,000円の特別支給のみ(40代/2人以上/900万円以上)
- 収入が少なくはないが、家族の人数が多く出費が多いので、なかなかゆとりのある暮らしにならない(40代/2人以上/900万円以上)
世帯年収は少なくないのですが、子どもの学費や日々の生活費などでお金がかかってきます。また支払う税金の金額が高くなるケースもあり、満足できるとは言いにくい世帯も見受けられます。
■まとめ
仕事と家庭の両立をする「働く主婦」にとって、満足できる世帯年収の目安として700万円が浮かび上がってきました。でも家族の人数や子どもの進学先などによっては、700万円以上でも不満に感じることもあります。豊かな生活を送るのはもちろんですが、それを実感するには世帯の年収額をアップさせることが先決のようです。