焼肉店がコロナ禍で健闘するも客単価低下、その理由

この時期で同じように2カ月連続プラスだったのは、他にはファストフードに属する「洋風」だけです。ちなみに、ファストフードの「洋風」は、マクドナルドやKFCなどが属しています。



12月は忘年会が壊滅状態となったことから、「焼き肉」も3カ月ぶりのマイナスに転じましたが、大幅マイナスに陥った他のカテゴリーに比べれば健闘が続いています。



なお、2020年の「焼き肉」の年間売上高は前年比▲11%減となり、ファミリーレストランでは「中華」とともに減少率が小さい結果となりました。



ご参考までに、2020年間の売上高は、「焼き肉」が属するファミリーレストランが▲22%減、パブ・居酒屋が▲50%減、ディナーレストランが▲36%減、喫茶店が▲31%減、ファストフードが▲4%減、これらを含めた外食全体で▲15%減でした。



コロナ禍以前からテイクアウトが主力商品だったファストフードの好調ぶりが際立っていますが、焼肉店が相対的に大健闘していることは、これらのデータでも証明されたと言えましょう。



■「焼き肉」の客単価は前年より低下



このまま焼肉店は、コロナ禍における外食産業の相対的勝ち組として存在感を高めていくのでしょうか?



今後の推移を見守る必要はありますが、手放しで喜べない点も多々あります。それは、小売り業界や外食産業で最も重要な指標の1つである「客単価」が下落していることです。



2020年間の各カテゴリーの客単価実績を見ると、意外にも「焼き肉」は前年を下回りました(前年比▲0.4%減)。わずかな下落とはいえ、「パブ/居酒屋」を除く他カテゴリーの客単価はいずれも上昇しているため、逆に目立っています。


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