投信の手数料を顧客本位に改めるべきか

■iDeCo関係投信の手数料が異常に安いのはなぜ?



投信の手数料を顧客本位に改めるべきか

金融庁は、フィデューシャリーデューティーというものを金融機関に求めています。投信の手数料に関しては、顧客本位の手数料体系にしろ、ということです。



これに関して、セゾン投信の中野晴啓社長と筆者は、ファイナンシャルプランナー(以下、FP)の岩城みずほ先生主催のセミナーで、岩城先生にコーディネーターになっていただき、ディスカッションをしました。その内容をかいつまんでご報告します。



■そもそも顧客本位の手数料が必要なのか?



中野:日本の投資信託の運用業界は、投信を販売している大手金融機関の系列会社が支配的なシェアを持っているので、親会社(販売会社)の意向を受けて手数料の高い投資信託を作る傾向にあります。そうした中で、金融庁は、手数料を顧客本位のものに改めるべきだ、としているのです。



ちなみに、投信関係の手数料は、販売手数料(入会金のようなもの)と信託報酬(年会費のようなもの)があり、前者は販売会社が全額受け取りますが、後者は両者で折半すると考えてください。



当社(セゾン投信)は、既存大手投信会社のようなビジネスをすれば容易に儲けることができますが、顧客本位の安い手数料で商売をしています。そもそも当社が投資信託業務に参入した経緯が、既存業界に対する憤りであったことから、当社が彼等のビジネスモデルを真似て儲けるといったことは考えられません。



塚崎:冒頭に明確に申し上げておきたいことがあります。経済は暖かい心と冷たい頭で動いていますし、私にも人並みに暖かい心と冷たい頭があります。しかし、今日は、中野社長との対談ということで、両者の違いを浮き彫りにする会です。そこで、敢えて私は暖かい心を隠して冷たい頭脳で中野社長と対峙します。皆様は決して私を冷たい人間だと誤解なさいませんように(笑)。


あわせて読みたい

LIMOの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

経済ニュースアクセスランキング

経済ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2017年5月7日の経済記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

経済、株式、仕事、自動車、金融、消費などビジネスでも役に立つ最新経済情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。