ノーベル経済学賞で注目の「ナッジ理論」をおさらい

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ノーベル経済学賞で注目の「ナッジ理論」をおさらい

昨年のノーベル賞では文学賞や平和賞が話題になりました。被爆者の方のスピーチは印象的でしたね。ところで皆さん、ノーベル経済学賞をとったのは誰かご存知でしょうか? 米シカゴ大学のリチャード・セイラー教授です。この方は行動経済学の専門家で、彼が提唱したのが「ナッジ理論」。一体どういった考え方なのでしょうか?



■ナッジ理論って?



「ナッジ(nudge)」は、英語で「そっと後押しする」という意味で、行動経済学においては「社会や環境、そして自分にとってよりよい行動を促すこと」を指しています。



身近な例でいうと、コンビニのレジの前に足跡をつけておいて、そこに並ぶことを誘導するということや、特定のメニューにだけ「おすすめ」を表示することなどが挙げられます。ここで大事なのは、「あくまで消費者には選択の余地を残した上で、自発的に選択したという感覚を与えること」です。



この考え方を公共政策にいち早く取り入れたのが欧米。イギリスでは2010年、アメリカでは2015年から、「ナッジ」を政策に活用しています。実際に、納税率や臓器提供カードの所持者数を上昇させるなどの結果が出ています。



■日本でもいよいよ実行



そして日本では、環境省の委託によって、日本オラクルとシンクタンクの住環境計画研究所に加え、関西電力などのエネルギー事業者5社が参加する「ナッジ実証実験」が開始されることが、先日発表されました。

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