学歴フィルターは、やむを得ない選択肢

■現在の就活の諸問題から考える



学歴フィルターは、やむを得ない選択肢

今の就活には問題があるが、学歴フィルター自体はある意味合理的だ、と久留米大学商学部の塚崎公義教授は説きます。



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採用活動が最盛期を迎えていますが、「学歴フィルターによって人気企業を受けさせてもらえない」という低偏差値大学の学生の不満も聞こえてきます。学生の不満はもっともですが、企業の視点から考えると、学歴フィルターがやむを得ない選択肢であることが見えてきます。



■就活生も採用担当者も疲弊する現在の就活



筆者が就職活動をした昭和55年当時、就活は4年生の10月1日が解禁で、数日間で数社を受けて内定が出るという短期決戦でした。



数社しか受けないわりには、内定が出た学生が多かったですね。短期決戦だとわかっているので、学生が高望みをせず、身の丈にあった企業を受験したからでしょう。内定が出なかった学生は第2ラウンドに進むわけですが、それでも比較的短期間で決まっていました。



今は、就職活動が数カ月にも及ぶため、学生が数十社を受け、企業側も募集人数の数十倍の学生の相手をするわけです。結局は1人1社しか入社できないので、お互いに膨大な無駄を強いられているわけです。「入試と異なり受験料が無料だから、記念受験をしよう」と考える学生も多いようで、人気企業では募集人数の100倍以上が受けにくるそうです。



昔のように「4年生の10月解禁で抜け駆けなし」ができれば良いのでしょうが、今は時代が違うので、難しいでしょうね。そうであっても、学生が「高望みをしても無駄だから、身の丈にあった所だけ受けよう」と思えば良いのです。

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「学歴フィルターは、やむを得ない選択肢」の みんなの反応 11
  • 匿名さん 通報

    その手抜きの結果がこの国の低品質化に繋がったわけだ。

    8
  • 匿名さん 通報

    この記事のライターみたいな無能な人事担当者がいる会社は潰れる。(実際に潰れている)。

    6
  • 匿名さん 通報

    日本的経営にメリットなど何もない、日本企業の現状がそれを証明しているじゃないかw。

    4
  • 匿名さん 通報

    大学卒業確定以前に就職の内定が出るということは、その内定のためのフィルタには大学は含まれていないという事実。

    3
  • 匿名さん 通報

    「学歴フィルターは、やむを得ない選択肢」 そりゃそうだFラン大学出身では読み書きもできないんだから。

    2
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