Intelを阻む微細化の壁、10nm量産を再延期

■TSMCよりあえて難しいチャレンジ、結論は19年に持ち越し



Intelを阻む微細化の壁、10nm量産を再延期

 パソコン用CPUを手がけるIntelがまたもや微細化の壁に阻まれた。最先端プロセスとして市場投入予定であった10nmの量産延期を再び発表したのだ。同社は従来、2年周期で製造プロセスを刷新する「Tick-Tock」モデルを推進していたが、微細化技術の難易度向上から16年を境にこれが破綻。現行の14nmプロセスが実に6世代にわたって延命化が図られるという「異常事態」となっている。



■19年延期を正式アナウンス



 同社は18年第1四半期(1~3月)決算発表にあわせ、18年後半の量産予定であった10nmプロセスの量産時期を19年に延期することを正式にアナウンスした。製造工程において歩留まり向上に時間がかかっており、再度の量産延期となった。



 10nmはもともと、16年後半からの量産開始が予定されており、クライアントPC向け第7世代Core iプロセッサーから適用されるはずだった。しかし、R&Dや設備投資負担の増大、技術的ハードルの高さから量産導入を延期。直近の予定では18年後半が本格量産の開始時期とされていたが、これを19年に延期すると公表した。



 同社では今回の延期理由について、歩留まり面の問題を挙げている。すでにその改善方法は特定しているものの、改善ペースが想定よりも遅れていることから、既存の14nm世代の延命化を引き続き進めることを決めた。

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