「老後2000万円足りない」問題の誤解。日本の年金制度はトク?損?

「老後2000万円足りない」問題の誤解。日本の年金制度はトク?損?

 6月3日に公表された金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」 を巡り、年金制度への疑念や老後に備えて必要な資金は2,000万円という数字への正否など、議論が盛り上がっています。SNSなどではいわゆる炎上の様相を呈していますが、背景には複雑な事情が絡み合っていそうです。


そもそも老後の備えはいくら必要?

 金融審議会の報告書が公表された際、ここまでマスメディアを巻き込んで盛り上がる話題になるとは思っていませんでした。というのも、フリーランス協会に 「老後の備えどうしたらいい? サラリーマンとは違うフリーランスの資産形成」 という記事を寄稿したのですが(偶然にも報告書と同じ6月3日公表)、そこでは、国民年金(基礎年金)しかないフリーランスの場合、現在の制度を前提に単純計算すると、夫婦二人で3,000万円が必要になると試算していたからです。


 フリーランスは退職金がないため3,000万円という数字はかなりのインパクトですが、金融審議会の報告書に記載があるように、定年退職金は平均で1,700~2,000万円と言われていますので、老後の備えに2,000万円が必要という数字は違和感なく受け入れられるものだと思ったからです。


日本の年金制度ってどうなってるの?


 老後の生活資金にいくら必要かという問に対する一律の答えはなく、上記の報告書でも、「自らにふさわしいライフプラン・マネープランを検討する」「その検討に際しては、一つの見通しだけでなく、楽観的、悲観的な見通しも考慮することが重要であり、必要に応じて、第三者としての立場からアドバイスできる信頼できるアドバイザー等を見つけて相談することも有効であろう。」と記載されています。


あわせて読みたい

トウシルの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース
「「老後2000万円足りない」問題の誤解。日本の年金制度はトク?損?」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    要するに「年金に頼るな、死ぬまで働け」ってことよ。

    0
この記事にコメントする

経済ニュースアクセスランキング

経済ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2019年6月28日の経済記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

経済、株式、仕事、自動車、金融、消費などビジネスでも役に立つ最新経済情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。