初心者向け株主優待:メリットは?これだけは注意しておこう

 例えば現在の株価100円で、毎年1株当たり2円の配当金の他、自社店舗で使える優待券(優待額合計8,000円)の株主優待を行っている銘柄に1,000株投資したなら、実質利回りは10%((2円×1,000株+8,000円)÷(100円×1,000株))となり、10年で投資金額の元がとれることになります。


 また企業によっては株主限定の品を配っていることもあり、この場合はプレミアとしての評価も加わることから単純に金銭的評価には置き換えられない価値があるかもしれません。


株主優待はあくまでもオマケととらえる

 株主優待の魅力に水を差してしまうようですが、実は株式投資では株主優待を重視しすぎると、株主優待で得られる金銭的価値の何倍、何十倍もの損失や含み損を被ってしまう恐れがあるので十分注意が必要です。


 実質利回りが十分に高く、例え株価が大きく下落しても投資元本を回収できるまで持ち続ける覚悟があるなら話は別ですが、右肩上がりの上昇が見込めない日本株においては、株主優待の内容がどんなに魅力的であっても、長期的に下降トレンドが続く銘柄を持ち続けることは決してお勧めできません。


筆者個人的には銘柄選びの基準はあくまでも企業業績や、企業実態に比べて株価が割安かどうか、といった視点からであり、株主優待の有無は考慮に入れていません。選んだ銘柄が株主優待を実施していたらラッキー、ととらえる程度です。


あくまでも業績や割安度で銘柄を選び、株価のトレンドが上昇トレンドの時のみ保有し、下降トレンドに転じたら売却する、これが筆者が考える株式投資の原則です。株価が下降トレンドに転じた時、「株主優待がもらえるから売らずに保有しよう」という考え方は株式投資の本質から外れた行動です。株主優待はあくまでも「オマケ」と考えていた方が良い投資成果が残せるはずです。


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