ブレグジットで、なぜ「ポンド買い」? 英国は来年「利上げ」も
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年末はポンドが主役だ!


 ブレグジットのドタバタが収まらず、ついに総選挙に突入することになった英国。ところが意外なことに、マーケットは、「ポンド売り」ではなく「ポンド買い」のタイミングを狙っているのです。


 離脱後の英国経済のカタチがどうなるかは分からないですが(英政府は何も準備していないので)、経済や投資活動には実際のダメージ以上に不透明感が悪影響を与えています。ブレグジットが決まれば、少なくとも、今のくすぶり感からは解放される、だからポンド買いという理屈です。


 ブレグジットがスムースに完了したなら、BOE(イングランド銀行)が利上げに踏み切る可能性もあります。BOEのホールデンMPC委員は、「不透明感が消えた後は、英国に目覚ましい投資拡大が期待できる」、「円滑なブレグジットは利上げの可能性を高める」といった見解を示しています。もっとも、これら全ては「合意ある離脱」が大前提であることは言うまでもありません。


 1カ月後に迫った英総選挙は、世論調査によると、保守党がやや優勢。ただ圧倒的リードというわけではなく、可能性が一番高いのはどの政党も過半数の議席をとれない「ハングパーラメント」になることだといわれています。穏健派、強硬離脱派、残留派の政党が入り乱れるなかで、結果によっては今以上に「合意なき離脱のリスク」が高まりそうです。来年初めに、総選挙の再実施は避けられないとの意見もあります。


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