風に弱い京葉線・武蔵野線は過去の話? 約163億円の工事費をかけ設置が進む防風柵

風に弱い京葉線・武蔵野線は過去の話? 約163億円の工事費をかけ設置が進む防風柵
鉄橋の側面に設置された防風柵(資料:JR東日本)。

強風の影響による列車の遅延、運転見合わせを極力減らすため、防風柵の設置を進めるJR東日本。風に弱いといわれがちな京葉線や武蔵野線にも多数の防風柵が設置されましたが、はたしてどれくらいの効果があったのでしょうか。

無数の穴が空けられている防風柵

 強風の場合、列車は横転などの危険があることから徐行運転を行ったり、運転が見合わされることがあります。そこでJR東日本では強風が列車に与える影響を抑え、安定した運行を実現するため、これまでに22ヶ所へおよそ163億円を投じて防風柵を設置しました。

 防風柵は穴の空いた鋼板やFRP(強化プラスチック)で造られており、これを線路の脇へ設けることで、車両にあたる風の力を弱めるものです。

 この設置により、「風速20m/sで25km/hの速度制限、風速25m/sで運転中止」だった運転規制が「風速25m/sで25km/hの速度制限、風速30m/sで運転中止」という形になることから、JR東日本は「強風による輸送障害の発生頻度を減少させる効果」が期待できるとしています。

防風柵設置でもう弱いとは言わせない? その具体的効果とは

 防風柵の設置によって運転状況がどう変化したか、橋梁が多く強風の影響を受けやすい路線として知られる京葉線(東京~蘇我など)の場合をみてみましょう。

 JR東日本は京葉線の7ヶ所に防風柵を設置。そして防風柵設置後の状況と、防風柵を設置していなかったと仮定した場合の状況を、2013年度の1年間に集計した風速データを元にして比較。すると次のような結果が出たといいます。


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