商船三井さんふらわあは、2025年7月18日、新造LNG燃料フェリー「さんふらわあ ぴりか」の営業運航を開始したと発表しました。
大洗―苫小牧航路に2隻目の「LNG燃料フェリー」商船三井さんふらわあは、2025年7月18日、新造のLNG(液化天然ガス)燃料フェリー「さんふらわあ ぴりか」の営業運航を開始したと発表しました。
新たに就航した「さんふらわあ ぴりか」(画像:商船三井さんふらわあ)
本船は、2007年1月から運航を続けてきた大洗~苫小牧航路の「さんふらわあ しれとこ」の代替船として、2025年6月に竣工。習熟航海を経て、2025年7月18日に苫小牧発の深夜便として営業運航に就きました。2025年1月にデビューした「さんふらわあ かむい」の2番船であり、商船三井グループとしては4隻目となるLNG燃料フェリーです。
さらに、航行時の風圧を低減する最新の船型を採用することで、従来船と比較して約35%のCO2(二酸化炭素)排出量を削減し、環境負荷の大幅な低減を実現しています。
「さんふらわあ ぴりか」の就航により、大洗-苫小牧航路の深夜便は2隻とも新造船となり、客室がすべて個室となりました。トラックドライバーなどに快適な空間を提供し、モーダルシフトのさらなる促進を目指すとしています。