鉄道 vs 飛行機 時間と料金を比較

 札幌から東京へ向かう方法といえば、鉄道などで新千歳空港へ移動し、そこから羽田行きの航空便を利用するルートが一般的です。しかし、この区間は物理的には鉄道のみでも移動できます。

今回、実際にそのルートを試してみました。

札幌→東京「あえて鉄道だけ」で移動! パッと見“圧倒的航空便...の画像はこちら >>

 今回は札幌駅から新宿駅まで、鉄道のみで移動します。札幌駅から新函館北斗駅までは特急「北斗」を利用し、そこから北海道新幹線で東京駅へ向かい、さらに中央線へ乗り継いで新宿駅まで移動するルートです。

 所要時間は、札幌駅から新函館北斗駅までが約3時間半、新函館北斗駅から東京駅までが約4時間、さらに東京駅から新宿駅までが約15分で、合計ではおよそ8時間となります。料金は、札幌駅から新函館北斗駅までが9770円、新函館北斗駅から新宿駅までが2万4980円で、総額は3万4750円でした。

 一方、往路では一般的な空路ルートを利用しました。この場合、空港へ出発30分前に到着する前提で計算すると、新宿駅から札幌駅までの所要時間は、スムーズに乗り継げた場合で約3時間15分から30分程度でした。さらに、実際に移動時にかかった費用は合計2万7230円です。コスト面でも、直前や当日予約でない限り、鉄道移動の方が高額になる傾向があるといえそうです。

鉄道ならではの魅力と将来性

 ただし、新幹線や特急列車は、航空便のような運賃変動が比較的小さく、直前でも利用しやすい点が特徴です。また、座席の広さや移動中の自由度は飛行機より高く、長時間移動でも快適性に優れています。時間は航空便の倍以上かかるものの、移動そのものを楽しめるという意味では、鉄道ならではの魅力があるといえるでしょう。

 もっとも、この“航空優位”の状況は、将来的に変わる可能性があります。

 現在、北海道新幹線では新函館北斗~札幌間の延伸工事が進められており、将来的には東京~札幌間を新幹線のみで結ぶ計画です。実現すれば、東京~札幌間は最速約4時間30分で結ばれる予定とされています。そうなれば、乗り換えの少なさや移動時の快適性を重視して、新幹線を選ぶ人が増える可能性もありそうです。

【写真】えっ…これが「鉄道だけで札幌→東京の旅」驚愕の様子です

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