
ANAが、社員の子どもを預かる保育所を企業内に開園し、入園式が開催されました。園児の洋服や布団を所内で洗濯できる「手ぶらサービス」が特長で、365日子どもを預けられることも、利用者から喜ばれています。
女性が職場復帰できるのは、社員全員のメリットANA(全日空)は2018年4月1日(日)、グループ役職員を対象とした企業内保育所「'OHANA(おはな)ほいくえん はねだ」を開園しました。
ANAホールディングスの片野坂社長も訪れた、入園式での記念撮影(2018年4月1日、乗りものニュース編集部撮影)。
開園した保育所は、社員提案制度「ANAバーチャルハリウッドプログラム」によって実現したもの。「'OHANA」は、ハワイ語で「家族」や「絆」を表す言葉。社員みんなで子育てに関われる保育園にしたいとの想いが込められているといいます。
保育対象は、生後57日から2歳(3歳になる年度末)までです。父母のどちらかが、ANAグループの役職員であることが条件になっています。定員は25人で、今回の募集で15人が入園しました。365日開園、基本保育が午前8時から21時まで、延長保育が朝は7時から8時、夜は21時から22時までです。
利用者の負担を少しでも減らすために、おむつは保育所で用意し、園児の洋服や布団などを所内で洗濯できる「手ぶらサービス」の導入が特長です。また室内は、飛行機や航路が描かれた壁、滑走路を模した廊下、機体と同じような形をした窓など、いたるところに飛行機にまつわるエッセンスが散りばめられています。