
JALがグループ社員らの知恵や知見を生かす拠点とすべく、「JAL Innovation Lab」を開設。ゲートの改札口や国際線ワイドボディ機をイメージした空間などが設けられ、『ワクワク、楽しく!』をキーワードに、取り組みが進められます。
空港の動線を再現可能JAL(日本航空)は2018年5月29日(火)、「JAL Innovation Lab(ジャル イノベーションラボ)」を報道陣へ公開しました。社外、そして3万3000人いるというグループ社員の知恵や知見を生かし「地に足の着いたイノベーション」を起こしていこう、という同社における「オープンイノベーション」の取り組みのなか設置されたもので、そうした活動の拠点となるべく、今年4月に開設されました。東京都品川区にあるJAL本社から、徒歩5分程度の場所にあります。
国際線ワイドボディ機をイメージしたスペース(2018年5月29日、恵 知仁撮影)。
JALでは、社員が自らの力で「地に足の着いたイノベーション」を起こしていこうとするにあたり「4つのP」を考えているといい、この場所はそのうちのひとつ「Place(場所)」です(ほかの3つは「People」「Process」「Partnership」)。
「こうした場の存在によって、JALグループ社員でイノベーションを起こしていこうという文化が目覚めてくること、そこに一番期待しています。安全運航はもちろんですが、その上でチャレンジしていかねばなりません」(JAL 執行役員 西畑智博さん)