秩父鉄道「最古の電車」になった元都営地下鉄三田線6000形 巣鴨~日比谷間延伸で誕生

秩父鉄道の普通列車に使われている5000系電車。以前は都営地下鉄三田線で使われていた車両で、車体の青い帯も変わっていません。いまでは秩父鉄道で一番古い電車となった5000系、どのような経歴があるのでしょうか。

秩父鉄道5000系として20年 都営地下鉄6000形として生まれてから48年

 埼玉県の羽生駅と三峰口駅を結ぶ秩父鉄道では、普通列車に7000系電車(元東急8500系電車)や7500系電車(元東急8090系電車)などとともに、5000系電車を使用しています。

 5000系は、都営地下鉄三田線で6000形電車として使われた車両です。6000形は1968(昭和43)年から1976(昭和51)年にかけて製造されましたが、秩父鉄道に譲渡されたのは、そのうち1972(昭和47)年に三田線巣鴨~日比谷間の延伸開業用として製造された車両です。非冷房だった秩父鉄道2000系(元東急7000系電車)を置き換えるため、1999(平成11)年11月から使用を開始しています。

秩父鉄道「最古の電車」になった元都営地下鉄三田線6000形 巣鴨~日比谷間延伸で誕生

熊谷へ向かう、元都営地下鉄6000形の秩父鉄道5000系(2020年4月4日、伊藤真悟撮影)。

 秩父鉄道で使用するにあたって6両編成から3両編成になり、ワンマン運転に対応するなどの改造が施されています。しかし、車体の青い帯は都営地下鉄三田線のころと変わっていません。3両編成4本が導入されましたが、現在は3本が使われています。

 秩父鉄道では1000系電車(元国鉄101系電車)なども使われていましたが、すでに廃車。いまでは5000系が秩父鉄道で一番古い電車です。秩父鉄道での使用は20年が経過し、都営地下鉄時代から数えると48年になります。

 なお都営地下鉄6000形は、秩父鉄道以外にも熊本電気鉄道やインドネシアに譲渡されています(インドネシアではすでに廃車)。

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2020年4月10日の経済記事

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