(株)L&A Investment(東京都港区)と関連の合同会社ブリッジ(同所)は6月18日、債権者より破産を申し立てられ10月9日、東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。申立代理人は加藤博太郎弁護士(加藤・轟木法律事務所、港区虎ノ門5-11-1)。


 負債総額はL&A Investmentが約96億3900万円で、合同会社ブリッジが約29億500万円、2社合計で約125億4400万円。

 L&A Investmentは、経営課題や財務問題に対するアドバイザリー支援を手がけていた。また、ファクタリング業務にも注力し、ファクタリング実行時の原資を出資額に応じて投資家へ利払いするとして投資家から出資を募っていた。
 ブリッジは投資家を勧誘し、当社と投資家との間で社員権取得契約を締結することで、報酬の支払いを約束していた。
 しかし、2社の合併に伴うトラブルが発覚。投資家への利払いが止まるなか、ファクタリング事業の実態も不透明となったため2024年6月18日、債権者が東京地裁に破産を申し立てていた。
※(株)L&A Investment(TSR企業コード:130968196、法人番号:4010401145026、港区愛宕2-5-1、設立2019(平成31)年4月、資本金1000万円)
合同会社ブリッジ(TSR企業コード:698366824、法人番号:6010703006758、同所、登記上:港区芝4-7-6、設立2023(令和5)年6月、資本金10万円)

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