「玩具業界」業績動向調査
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玩具業界489社の業績

 「玩具業界」は一年で一番のかき入れ時、クリスマスとお年玉シーズンがやってくる。良い子にしていた子どもたちは、サンタさんからおもちゃが届くのを心待ちにしている。
 玩具業界の最新期の売上高は3兆361億円(前年同期比0.9%増)と、微増ながら2期連続の増収を維持した。近年、現代版のベーゴマ「ベイブレード」やトレーディングカード、「Nintendo Switch」などが玩具市場を沸かせ、「サプライズトイ」と呼ばれる開封する瞬間も楽しめる玩具がトレンドだ。さらに、子どもだけでなく、プラモデルやミニカーなど大人向け玩具も好調だ。
 玩具業界は、任天堂など大手メーカーが業績をけん引し、小・零細規模の「街のおもちゃ屋」など小売業は苦戦している。世界に市場を広げるメーカーに対し、インターネット通販の浸透やメーカー・卸売業者の小売業への進出など、流通チャネルは多様化しており、玩具業界は転期を迎えている。

  • ※本調査は、東京商工リサーチの企業データベース(379万社)のうち、主業種が玩具・人形製造業、玩具卸売業、玩具小売業)で2018年8月期-2019年7月期を最新期とし、3期連続で売上高と当期純利益を比較可能な「玩具業者」489社を抽出し、分析した。
  • ※「玩具・人形製造業・卸売業・小売業」のうち、主な取扱品がスロット台、楽器、スポーツ用具、観光土産物、業務用花火、庭園遊具、エアガンの企業は除外した。
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