【独自取材・第二弾!】ソーシャルレンディングの裏側、延滞ファンドの実態

【独自取材・第二弾!】ソーシャルレンディングの裏側、延滞ファンドの実態
シートで覆われた競売物件(2020年2月撮影)

 第2種金融商品取引業のmaneoマーケット(株)(TSR企業コード:297202863、千代田区、以下マネオ)から東京地裁に破産を申し立てられ、1月7日に同地裁から保全管理命令を受けたソーシャルレンディングを手がける(株)Crowd Lease(TSR企業コード:016377834、東京都港区、以下クラウドリース)。
 互いの主張の隔たりから、破産事件は泥沼化している。また、クラウドリースの代理人が「募集時にアナウンスした担保権等には実効性のないものもあった」(裁判資料)と衝撃の告白を行い、ソーシャルレンディングの危うさを自ら露呈させた。
 東京商工リサーチ(TSR)情報部は、これまでベールに覆われていた匿名のクラウドリースの貸付先を入手した。社名を特定できた貸付先企業への取材を進めると、すでに2社は破産開始決定を受けていた。このほか、2度の不渡りを出して銀行取引停止処分を受けた企業や代表者が音信不通の企業など、延滞した理由が次々と明らかになった。

 2月13日、クラウドリースの武谷勝法社長はブログに、「(一部ファンドは)全額配当が実現できた」と書き込んでいる。その上で、「(自社の)破産申し立てが却下または棄却されない限り、これらの回収金がファンドに紐づけられて配当されることはない」と、開き直りとも受け取られかねない言葉を連ねた。
 1月21日、クラウドリースはマネオが申し立てた債権者破産の却下などを東京高裁に抗告している。だが、マネオによると「(クラウドリースは)投資家の利益を著しく害する行為をしてしまう株式会社」などの理由で2月7日、抗告は棄却されたという。


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「【独自取材・第二弾!】ソーシャルレンディングの裏側、延滞ファンドの実態」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    2019年3月までは破産者mapで近隣の対象物件も把握できたけど今はありません。個人の破産者もmap上に表記されていたので問題となり閉鎖されました。

    0
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