山形でガソリンスタンドや商業施設経営、(株)コマレオが民事再生法申請

 (株)コマレオ(TSR企業コード:210051230、米沢市金池2-1-21、設立昭和31年12月、資本金4999万2500円、後藤秋信社長、従業員113名)は12月14日、山形地裁に民事再生法の適用を申請し同日、保全処分が発令された。申請代理人は菅野修弁護士(晩翠法律事務所、仙台市青葉区大町1-2-16、電話022-215-6611)ほか。
 負債総額は約40億2700万円(平成27年2月期決算時点)。

 当初はガソリンスタンド経営を主体とした事業展開となっていた。昭和57年11月に(株)レオ(TSR企業コード:160050421、福島市、ホームセンターおよびガソリンスタンド経営)、58年6月に(株)コマ(旧:東北三和ビジネス(株)、TSR企業コード:210132140、米沢市、ホームセンター経営)の関連会社を設立し事業を拡大。平成4年4月には関連2社を吸収合併し現商号となり、5年2月期には売上高115億5731万円を計上した。7年11月には多額の資金を投じて福島市内に自社運営によるパチンコ店・ホームセンターを中核とした複合型商業施設「コマレオプラザ」を開設。ピークとなる8年2月期には売上高153億8014万円をあげ、相応の知名度を確立した。
 しかし、以降は消費低迷や競合激化などでガソリンスタンド・ホームセンター・パチンコ店ともに集客の維持に苦戦。「コマレオプラザ」への先行投資負担を吸収できず、9年2月期は売上高140億211万円に対して、5億5419万円の赤字となり債務超過へ転落。10年2月期も売上高106億2952万円へ低下し、3億946万円の赤字となり財務はさらに悪化した。
 その後、業容維持のため、不採算店舗の統廃合などを推進、売上高は80~90億円台で推移し、黒字転換するなど改善の兆しが窺われた。そのようななか、「サンシャイン米沢店(パチスロ専門店)」を閉鎖したことで21年2月期の売上高は76億7600万円へ落ち込み、店舗閉鎖に伴う除却損などから6300万円の赤字となった。その後は売上後退に歯止めが掛からず、26年2月期の売上高は約65億5900万円となり、1億1400万円の赤字を計上し再び債務超過に陥った。
 27年2月期には関係者と不採算のホームセンター部門の統廃合を検討したが、具体策は講じられなかった。28年2月期に入っても業況は好転せず、自力での経営改善を断念し今回の措置となった。  

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