熊本の老舗「八重州書店」が店舗閉鎖、太洋社の自主廃業関連11店目

 八重州書店(TSR企業コード:016756304、熊本市中央区出水4-38-29、事業主:中島邦博氏)は2月21日、運営する唯一の店舗「八重州書店江津店」を閉鎖した。

 創業から約50年の老舗書店で、最盛期は熊本市内を中心に7店舗を運営していた。しかし、市場の縮小や景気低迷、インターネット通販や電子書籍の普及などから順次店舗を閉鎖し、江津店の1店舗の運営となっていた。出版取次の(株)太洋社(TSR企業コード:290893208、法人番号:9010001049176、千代田区)との親密な連携により、コミックの取り扱いは他の書店よりも充実し、地域住民より一定の支持を得ていた。
 そうしたなか、2月5日に太洋社が自主廃業に向けた準備に入ることを公表。八重州書店の関係者によると、公表後、速やかに大手の取次業者と交渉を重ねたものの、コミックの入荷について太洋社ほど優遇された条件での契約は出来なかったという。このため、従来通りのコミックの取り扱い冊数が確保できなくなる可能性が高く、コミック以外を主力とした店舗への転換は難しいと判断。店舗を閉鎖するに至った。
 太洋社の自主廃業に向けた動きに関連した書店の休業や閉鎖は11店舗、倒産は1社となっている(判明分)。

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