(株)ピクチャーエレメント(TSR企業コード:298864762、法人番号:2010901029085、世田谷区成城1-4-1、設立2011(平成23)年9月、資本金1140万円、大屋哲男社長)は9月18日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には鐘ヶ江洋祐弁護士(長島・大野・常松法律事務所、千代田区丸の内2-7-2、電話03-6889-7197)が選任された。
 負債総額は債権者62名に対して約1億9400万円。

 VFXやDI技術を駆使した映画やドラマなどの映像加工などを手掛けていた。撮影のデータ管理や企画、プリプロダクション、シナリオ、コンテンツなど映画完成までのワークフローの設計や実行、管理などの提案も行っていた。
 「坂の上の雲」や「のだめカンタービレ」、「ステキな金縛り」、「映画怪物くん」、「図書館戦争」ガリレオXX」、「永遠の0」、「魔女の宅急便」、「STAND BY MEドラえもん」、「るろうに剣心」、「エヴェレスト神々の山嶺」、「海賊とよばれた男」などに関わるほか、最近では「マスカレード・ホテル」や「キングダム」、「TWO WEEKS」、「アルキメデスの大戦」、「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の映像加工も手掛けていた。
 2018年8月期の売上高は6億1291万円を計上したが、採算性は低く、1億円を超える債務超過に陥っていた。こうしたなか、受注した案件の不採算や見込んでいた受注の喪失などもあり資金繰りは逼迫。事業継続が困難となり、今回の措置となった。