サーフウェーディングを始めて約2年。実際に買って使ってみて良かったものを紹介します。

これからサーフでのウェーディングゲームを始める時のご参考に!

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・尾田良伸)

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サーフウェーディングの魅力

私が良く行く三重県下のサーフは遠浅の地形が多く、ショアからキャストしていては魚が付いているブレイクライン(深くなっている所)には到底ルアーが届きません。ウェーダーを履いて立ち込み、少しでも沖のブレイクラインを狙い、釣果アップを狙うのがサーフウェーディングです。

フラットフィッシングを始めた頃、潮干狩りへ行った時にサーフウェーディングの存在を知りました。干潮近くになると釣り人が続々と海の中へ入水して黙々とキャストを繰り返す様を、貝を採りながら見ていました。帰宅するアングラーが大きなマゴチをぶら下げているのを見て、楽しそうだなと思ったのがサーフウェーディングを始めたキッカケです。

最大の魅力はショアよりも釣れる確率が高いことです。初めてサーフウェーディングで釣ったのは40cmのヒラメでした。まさかヒラメが釣れるとは思っておらず、それ以降、どっぷりとサーフウェーディングに嵌りました。

デビュー当時の道具

まず、筆者が過去にウェーディングゲームで使っていた道具を紹介しましょう。

蒸れやすいウェーダー

サーフウェーディングを始めた頃に使用していたウェーダーは、30年以上前、高校生の時に買った、フローターとセットになっていたウェーダーです。ほとんど使うことがなく眠っていた物を引っ張り出してきました。

1年ぐらい使用したある時に気が付きました。「このウェーダーは暑いし蒸れる」。釣りを終えた後にウェーダーを脱ぐと汗でベタベタ。まるで水漏れしているかと疑うぐらいの状態でした。

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過去に使用していたウェーダー(提供:WEBライター・尾田良伸)

管釣り用ネット

また、ランディングネットは管釣り用のラバーネットを使用していました。すくえれば良いかな…という軽い気持ちで使っていましたが、40cmを超えるマゴチは暴れるとネットから飛び出そうになるので、ヒヤヒヤしながらランディングしていました。

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管釣り用ネット(提供:WEBライター・尾田良伸)

リールはいつか使おうと思って購入していた3000番のスピニングリールを引っ張り出して使用することに。

とりあえず、家にある道具をかき集めてサーフウェーディングを開始しました。結構な釣行回数を重ねていたため、1年ぐらい経つと古い道具は劣化して破れたり、壊れたりするようになり、新しい物へと変更を余儀なくなれました。

では、具体的に筆者が今まで購入したものの中で「買って良かった」と思ったものを紹介します。

BEST1:ウェーダー

ウェ―ディングにおいて一番の必需品はウェーダーです。

蒸れ防止

さすがに30年前のウェーダーは蒸れがひどい状況でした。快適なサーフウェーディングを行うために買いかえたのが、リバレイのRBB・ZIPチェストウェーダーです。蒸れも少なく、履いていて快適にウェーディングができます。

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フロントチャックで脱着しやすい(提供:WEBライター・尾田良伸)

フロントチャックが便利

また、少し値段は高いですが、フロントチャックで脱着がとてもしやすいです。このウェーダーはフロントチャックが下からも開けられる構造になってます。この点が購入の一番の決め手となりました。水の中に浸かるため、短時間で身体が冷えて小用を催すことが多々あります。

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チャックが下からも開けられる(提供:WEBライター・尾田良伸)

通常のウェーダーでは小用の時、ライフベストを脱ぎ、ジャンバーを脱ぎ、ウェーダーを下ろしてから用をたさなければいけません。

これをサーフで行うとベストやジャンパーが砂まみれになります。このチェストウェーダーは普通のズボンと同じようにチャックを開けるだけで簡単に用がたせるので、とても楽チンです。

BEST2:ウェ―ディング用ネット

掛けた魚を浜へズリ上げればネットは要りませんが、浜までゆっくり後退しながら魚を誘導してくる途中でバラすことが多々あります。

シャフトの長さがポイント

シャフトが短い管釣り用のネットで魚をすくう時、予想以上にロッドを後方まで持ち上げなければいけない状態ですくい難いと感じていました。

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愛用のネット(提供:WEBライター・尾田良伸)

ウェーディング用のネットを検索して見つけたのが、ゴールデンミーンのウェーディングネットプロです。ネット部が620mm、シャフト部が540mmあり、ロングシャフトなので魚が非常に取り込みやすいです。

ネットの大きさ

ネットの深さも750mmあるため、50cmを超えるマゴチが暴れても全く飛び出ることはありません。ネットは二つ折にして背中に背負えますし、振り上げアクション機能で素早くランディングができる状態にできます。

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出しやすいネット(提供:WEBライター・尾田良伸)

また、アカエイがスレ掛かりした際、できる限り遠くからルアーをネットフレームに引っ掛けて外すことができるため、安全確保の面でも非常に使えます。非常に使い勝手が良いのでオススメです。

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アカエイでも安心のロング設計(提供:WEBライター・尾田良伸)

BEST3:フィンガーガード

今までバス釣り、筏釣り、ジギング、ちょい投げなど経験してきましたが、フィンガーガードを付けたことはありませんでした。サーフウェーディングは遠投するため、30~40gのジグをメインに使用します。始めた頃はフィンガーガードなしでやっていましたが、指への負担が半端なく、PEラインで擦れた指が痛くてしかたがありませんでした。

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フィンガーガード(提供:WEBライター・尾田良伸)

今はフィンガーガードをしているため、一日中投げ倒しても指への負担は全くありません。

メーカーは問いませんがフィンガーガードの着用をオススメします。

番外編

ランキングにはしませんでしたが、初期の頃に助けてもらったアイテムを紹介したいと思います。

サーフウェーディングを初めた頃に、非常に助けてもらったアイテムは、ダニエル30g(ゴールドレインボー)です。キャストもままならない初心者でも良く飛びました。そしてブルブルとルアーの動きが振動として伝わってくるため、初心者でも泳いでいるのを感じることができます。サーフウェーディングで初めてヒラメを釣ったルアーは、このダニエルでした。

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ダニエルにヒットしたカレイ(提供:WEBライター・尾田良伸)

今回オススメした道具以外に良い道具は数多くあります。SNSや雑誌、フィッシングショーなどで紹介された新しいアイテムを取り入れて、今後も快適な釣行にしていきたいと思います。なお、ライフジャケットはマストアイテムですよ。

<尾田良伸/TSURINEWS・WEBライター>

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