愛知県の碧南海釣り広場でサッパ好気配という記事を見て4月17日に釣行。夜明け前から釣り始め、8時前にはアタリが止まってしまったが、約2時間の時合いでサッパ12~15cm218匹、小サバ、小イワシ数匹も釣れて大満足した釣りの模様をリポートする。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)

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碧南海釣り広場でサビキ釣り

午前4時30分に到着。曇り空だが雨が降る感じはないので、雨具なしで排水口へ向かう。常夜灯があるので暗くても安全だが、仕掛けをセットするにはヘッドライトが必要なので頭にセットする。2号機中央の外向きに入れるスペースを見つけてタックルの準備をした。

碧南海釣り広場のサビキ釣りでサッパ218匹 朝の短時間で手中
タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)

サッパはよほどの食い渋りでない限りコマセは必要ない。10mほど先へアンダースローで投入。少し誘いながらアタリを待つが無反応。明るくなるまでサッパは釣れないようだ。

サッパ連掛けでヒット

午前5時30分ごろ、30m先のポイントで小さなアタリが出た。ゆっくりリールを巻くと、コンコンと小刻みな引きでヒット。当日1匹目のサッパを取り込む。次も同じポイントに投入して誘っていると、すぐにヒット。1匹ずつだが10匹ほど追加できた。

周囲は明るくなったが、今にも雨が降りそうな、どんよりした空。

快晴のような明るさではないが、サッパの食いはいいようだ。

碧南海釣り広場のサビキ釣りでサッパ218匹 朝の短時間で手中
サッパの6連も(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)

アンダースローで飛ばせるのは40mほどが限界だが、たまたまサッパの群れにアタってトリプルヒット。同じポイントを狙うと、着底と同時にアタリがあり、ゆっくりリールを巻いて追い食いさせると、サオ先がグイグイ曲がって食ってきた。サッパの4重連だ。取り込み時に1匹海へ帰っていったが、活性がいいので気にならない。

この調子だと多重連掛けを狙いたくなったが、このころから雨が降ってきた。雨脚が強くなったので、急いで車に戻って雨合羽を着た。

順調に数を伸ばし200匹超え

仕切り直して再投入。ヒットしたポイントに仕掛けを入れると、着底後にイトフケを取っている間にサッパが食ってきた。群れの中にうまく仕掛けが入っているようだ。リールを巻くとどんどん追い食いしてきて、ハリに掛かったサッパがキラキラと光っている。バラさないように慎重にリールを巻くと、6重連で上がってきた。

次も同じ距離まで投げると、すぐに食ってきた。

かなり魚影が濃いようだ。常にミチイトを張り気味にして、ゆっくりリールを巻いてくると、サオを持つ手に重量感が伝わる。今度は7重連。取り込む前に1匹、2匹と外れて5匹となった。

碧南海釣り広場のサビキ釣りでサッパ218匹 朝の短時間で手中
雨のなかたくさんの人が顔を出していた(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)

8本バリのパーフェクトも達成。気分は最高潮。夢中で釣っているときは気にならなかったが、よく見ると周囲でも3重連、4重連で釣れていた。

その後しばらくは4~6連と釣れ続いたが、午前7時30分ごろからアタリが少なくなり、8時前からはパタリとアタリが止まったので納竿した。この日の釣果は、約2時間の時合いでサッパ12~15cm218匹、小サバ、小イワシ数匹も釣れて大満足だった。

サッパ料理にビールが進む

碧南海釣り広場のサビキ釣りでサッパ218匹 朝の短時間で手中
酢漬け(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)

皆さんもママカリサビキだけで簡単に釣れるサッパを狙ってみてはいかがだろう。当日の夜はサッパの刺し身と酢漬けをさかなに大好きなビールが進んだ。

碧南海釣り広場のサビキ釣りでサッパ218匹 朝の短時間で手中
刺し身(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)


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<週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
碧南・中部電力海釣り広場
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年5月13日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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