5月27日(金)、山梨県北都留郡小菅村にある小菅トラウトガーデンにエリアトラウト釣行。今回は2年前の釣行時に敗北した甲斐サーモンレッドに『リベンジ釣行』である。

結果的に甲斐サーモンレッド3尾を手中に納めつつも55尾と半日釣行を満喫できた釣行レポートしよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

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小菅トラウトガーデン

小菅トラウトガーデンはポンドタイプのトラウト専門管理釣り場で、ひそかに人気の釣り場だ。人気の理由は『圧倒的な魚影の濃さ』と目玉魚種である『甲斐サーモンレッド』である。

レギュレーション的にはルアー、フライでの釣りが可能でエサ釣りは不可。加えてバーブレスフックでの釣りは当然で、「フェザージグ、トレーラ―、ドロッパーなどは使用禁止」。

営業時間は7時から17時の中で、丸1日か半日か2時間と選べ、毎週木曜日が定休日。管理棟のトイレもあり食堂メニューも充実と概要はこのような感じだ。

※サカナのお持ち帰り制限(尾数)が券ごとにあるが、甲斐サーモンレッドに関しては1人1尾までとなっている。(1人2尾以上をお持ち帰りする場合は店主に伝えて追加料金が必要となるので注意しよう。

ぶどうで育つ『甲斐サーモンレッド』を釣る 52cm頭に本命3尾キャッチ
小菅トラウトガーデン(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

釣り場状況

朝イチ7時オープンだが当日の午前中は豪雨予報。そのため天気予報と相談しつつのんびりと現地へ向かい、10時30分過ぎに同店到着。11時から夕方まで楽しむことにして料金を払い、エリアへ向かうと10人程度猛者の方々が楽しんでいた。普段はクリアポンドであるが流石に豪雨の後なので濁りある。手前ポイントが空いていたので迷わず確保した。

ぶどうで育つ『甲斐サーモンレッド』を釣る 52cm頭に本命3尾キャッチ
ポンドの様子(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

タックル

レンタルタックルはなく自前のタックル前提である。サオはトラウトX55UL、リールはリバティクラブ2000番、ルアーはスプーン、クランク、メタルバイブ、ミノー。ほかにラバーネット、フラシ、フックリリーサー、スケール、カウンターを用意した。

ぶどうで育つ『甲斐サーモンレッド』を釣る 52cm頭に本命3尾キャッチ
使用したルアー(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

開始はポツポツ

11時から開始するとポツポツと掛かる感じで、2年ぶりの感触としては悪くない。狙いはとにかく甲斐サーモンで、前回2年前の記憶を思い出すと今回の釣り座は前回にほど近い対岸の場所。先行者グループも同じ場所に固まりサオを出しているので、おそらく狙いどころなのだろう。

ぶどうで育つ『甲斐サーモンレッド』を釣る 52cm頭に本命3尾キャッチ
入口付近に釣り座を構えた(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

まさかの早々に本命ヒット

1.2gのスプーンでポツポツ釣り続いてくれていたが、周囲は縦系ルアーや1g以下のスプーンで攻めている方も。私はマイクロスプーンを所持していないが、あえて大きめの2.5gヤマメカラーで攻めていると、4投目で着底直後にアタり、即座にフッキング。ドラグも働き1分程度遊ばせてもらい、取り込んでサイズ測ると47cmとまさかの甲斐サーモンレッドである。

ぶどうで育つ『甲斐サーモンレッド』を釣る 52cm頭に本命3尾キャッチ
早々に釣れた甲斐サーモン(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

イワナ登場後再度2尾目の本命

その後はカラーチェンジしたりクランクやミノーなどに変更したりしたが反応も乏しい。しばらくして再びスプーンで攻めていると、イワナやアルビノが釣れてくれ、連ちゃんタイムに突入。

ついでに対岸グループが休憩らしく狙い場所が空いたので、ルアーを投げると再度ドラグが働く。まさかと思いきや寄せると本命2尾目52cmと出来過ぎだ。

ぶどうで育つ『甲斐サーモンレッド』を釣る 52cm頭に本命3尾キャッチ
2尾目の甲斐サーモン(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

放流タイムまで順調

気温も上がり全体的によく釣れている印象である。私も数を重ねていきカウンターも37尾となり少し小休止。

午後の放流時間は14時30分らしく期待をして待っていると、時間通りに放流車が入口に止まる。そして放流され激熱時間に期待を込めるが、濁りのせいか意外と状況は厳しい。

ぶどうで育つ『甲斐サーモンレッド』を釣る 52cm頭に本命3尾キャッチ
午後の放流タイム(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

夕マヅメタイム

全体的に爆釣タイムでない原因を考えつつポツリ……ポツリと掛かる。そうこうしていると15時過ぎてから、マヅメチャンスタイムに突入したらしく順調に掛かりまくり50尾を超えてくれた。

お持ち帰り用の甲斐サーモンレッドも2尾目でキープしているし、『2年前のリベンジも成功』しているのでいつ帰宅しても大丈夫だなと満足である。

ぶどうで育つ『甲斐サーモンレッド』を釣る 52cm頭に本命3尾キャッチ
イワナもキャッチ(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

2度あることは3度ある

甲斐サーモンが2度釣れたあたりに時間までキャストしてダメ元で遊んでいると、非常に有難いことに3度目のヒットとなったのである。出来過ぎなのは分かっているが、すでに十分満足出来たので17時までは遊ばずに16時に納竿してリリースした。

ぶどうで育つ『甲斐サーモンレッド』を釣る 52cm頭に本命3尾キャッチ
アルビノもキャッチ(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

とにかく魚影密度が素晴らしいエリアトラウト

同店はたまに『エリアトラウトな私』でも期待して遊びに行けるくらい楽しめる環境。様々な釣り分野の中でも数釣りが好きな私として、同店の魚影は見ているだけで楽しい。また時間をみつけて釣行したいと思う。

同店の釣りを楽しむために努力したこと3選

最後に、小菅トラウトガーデンの釣りを楽しむために努力したことを三つ紹介したい。

ぶどうで育つ『甲斐サーモンレッド』を釣る 52cm頭に本命3尾キャッチ
スプーンにヒット(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

1、密度の濃いポイントで釣る

魚影が全体的に濃いのは間違いないが、その中でも特に密度が濃いポイントで遊ぶことで釣果を得ることができた。

2、長時間居座ることが大事

やはりそれなりに楽しむには長時間釣れやすい場所で居座ることが重要である。釣りは釣れてこそ楽しいので釣行プラン時間内はできる限り居座った。

3、甲斐サーモンレッドは同じポイントで釣れた

半日程度なので朝イチからの全体状況は不明であるが、私が見ていた時間では明らかに大物が掛かっていたエリアはほぼ同じポイントであった。私が釣った3尾とも同じポイントで掛かり、対岸の釣師も数名ほど、同じポイントで甲斐サーモンレッドを釣っていた。


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<なおぱぱ/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
小菅トラウトガーデン
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