6月18日、佐賀県・東唐津港のWingarで、デイイカメタル&エギングのリレー釣行してきました。著者はエギングこそ不発に終わりましたが、イカメタルでは良型のケンサキイカをキャッチすることができ、デイのイカゲームを満喫したので、その模様をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 福岡市・赤堀泉)
デイイカメタル&エギング釣行
6月18日、佐賀県・東唐津港のWingarにチャーターの予約を入れ、デイイカメタル&エギングのリレー便で釣行することにしました。メンバーは釣り好き女子の下瀬さん、松永さん、土井さんと私。そして心強い男子メンバーの藤瀬さん、池田さん、芳賀さん、中山さんの8人です。
6時30分に出船し、まずはイカメタルから開始。土井さんは2回目の釣行、前回はイカが釣れなかったこともありイカを釣る楽しさを分かってもらいたいと願います。本人もYouTubeなどで釣り方の予習をしてきたそうです。
開始早々仲間にケンサキイカ
ポイントにはすでにたくさんの船がいました。無風で潮も速くなく、仕掛けが真っすぐに落ちていきます。
まずはメタルスッテ20号から開始。1年ぶりなので、誘い方を思い出しながら始めたその時、「なんか重い」とファーストヒットは下瀬さん。巻き上げたところケンサキイカが早速釣れました。

良型ケンサキがトリプルヒット
朝イチの活性はまずますのようで、私も続きたいと落とします。そこで、土井さんが「きたかも!」と巻き上げたところ、なんと2尾の連掛け!
その時、私にもグンッとサオに重みが乗りました。イカの引きに胸が躍ります。ゆっくり巻いて上がってきたのは良型ケンサキイカ、トリプルヒットで3人笑顔です。

群れが入るとパタパタ
その後、場所を変え男性陣にもヒットが続きます。群れが入るとパタパタっとアタリがあり、上がってくるのはどれも良型。
イカの群れが小さいため、船長がポイントを変え流し直してくれます。デイイカメタルでは夜焚きと違ってイカがベタ底にしかいないため、底を重点的に狙います。

当たりカラーと誘い
20号のメタルスッテをイカリーダーの下側につけ、上側にはスッテといわれる軽いエギを装着します。イカリーダーにはスナップが付いているため、スッテのカラーチェンジ・重さの変更など簡単にできます。
私は黄色のメタルスッテを使用していましたが、周りを見ると赤緑によく反応しているようです。私も早速カラーチェンジ、スッテも夜光のブルー系とします。
誘い方はいろいろありますが、私はサオを大きく振り上げてゆっくりと下ろしたり、軽くシェイクしたりして3~5秒程度ステイさせ、少しだけ巻き上げタナを変えて同じ動きを繰り返し、底から1~2mを入念に探ります。
夜焚きと違って広範囲を探る必要はないものの、はっきりとしたアタリがでないため、サオ先の動きを拾ってアワせていく釣りとなります。

ケンサキ全員安打で移動
カラーチェンジをして1投目、早速アタリがありました。今回もよい引きで藤瀬さんとのダブルヒット。その後、静かに巻き上げていた松永さんも良型をゲット!
ひと通り全員安打で朝マヅメが一段落したところで、今度はエギングをしに場所移動をします。
早々に良型アオリがヒット
今年は、例年よりも個体が少ないというものの、2kg超えのモンスターも出ているようです。岸壁からのエギングでも釣果を上げているという中山さん、エギングで腕が光りました。
数投目、サオが弧を描いて上がってきたのはメスの良型アオリイカ。

1kg超えのオスもヒット
その後も連発し、再び中山さんにヒット。またまた上がってきたのは良型でメスの個体。
オスをキャッチしようと投げていると、下瀬さんにも「根掛かりかな?」と思うほどの大物のアオリイカがヒットし、1kg超えのオスの個体が上がってきました。こちらも夜光ボディでのヒット。

筆者はラインブレイク
私も続きたいと、早速エギを夜光ボディに変更して狙いますが反応はなく、今度はケイムラボディのリアルイソスジエビに変更した時、突然チャンス到来。サオに重みが乗り慌てて3巻きくらいで寄せたところラインが切れました。
「今の大きかったよ」と船長、事前にラインの擦れチェックなどを怠ったせいです。またドラグチェックも大事です。道具の確認は釣果に影響するので絶対必要ですね。

ラストは再びデイイカメタル
その後、エギングを終了して最後にデイイカメタル。このポイントでは流れが速く底取りも難しい状況でしたが、池田さんがケンサキイカを追加したところで納竿となりました。
イカメタルもエギングも海の状況は常に変化するので、状況に合わせた重さやカラーバリエーションを準備しておくことで釣果に差が出てきます。
ベタ底を狙えば釣れるので、初心者でも女性でも気軽に楽しめるデイイカメタル、ぜひ皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか?
そして、言うまでもなくイカの刺し身は透き通ってきれいで、いつ食べてもおいしかったです。

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<週刊つりニュース西部版 福岡市・赤堀泉/TSURINEWS編>
▼この釣船についてWingar
この記事は『週刊つりニュース西部版』2022年7月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。The post ボートでのイカメタル&エギング釣行でケンサキ&アオリイカ2大本命登場 first appeared on TSURINEWS.