近年ますますの値上がりが続く釣具。メバリングの道具も例外ではない。

そこで今回はメバリングで使用済みの釣具を再生する術を紹介する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

メバリング愛好家におすすめしたい節約釣りライフ 【使用した仕...の画像はこちら >>

消耗品が多いメバリング

メバリングで必要になるジグヘッドやワーム。そして近年のメバリングで定番となったプラグのトレブルフック。いずれも消耗品で、釣行回数が多い人は特に消耗が激しく悩んでいる人も多いだろう。私もその1人で、週に平均5回、多いときで7回行くこともあり、消耗品をいかに節約するか工夫してきた。

メバリング愛好家におすすめしたい節約釣りライフ 【使用した仕掛けの再利用術3選】
消耗品を再利用(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

消耗品を再利用してコストダウン

メバリングでは消耗品を再利用できるとかなりのコストダウンになる。消耗品を再利用できれば、釣行ごとにかかる費用は交通費+αくらいになるだろう。そうすると釣行費用のコストカットになり、釣行回数が増やせる。釣行回数が増えると、釣り場の近況を把握しやすくなり、数釣りできる可能性がアップする。釣行回数を増やし、数釣りできるようになるためにも、消耗品のコストカットをしよう。

使用済み釣り具の再利用術3選

ここではメバリングで消耗が激しいジグヘッド、ワーム、トレブルフックの再利用術を紹介する。

ジグヘッドの再利用術

ジグヘッドはフックがダメになってしまうことが多い。特に注意したいのがフックの錆び。フックの錆びを防ぐにはしっかりと水道水で洗浄し、乾かすことが重要だ。

メバリング愛好家におすすめしたい節約釣りライフ 【使用した仕掛けの再利用術3選】
洗浄中のジグヘッド(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

私がいつも行っているのが使ったジグヘッドだけをローテーションボックスに入れて、ボックスごと洗浄する方法。この方法は使用済みと使用前のジグヘッドが混ざらず、使用前のジグヘッドが錆びることも防げる。

またフックの先がなまったらシャープナーで研ぎ、ハリ先を鋭くしておこう。

ワームの再利用術

ワームは裂けたり、切れたりして消耗が激しい。裂けたワームも切れたワームも再利用したい。いずれもワーム補修液で修正して再利用可能だ。

メバリング愛好家におすすめしたい節約釣りライフ 【使用した仕掛けの再利用術3選】
ワーム用補修液(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

まず裂けたワームは裂け目をつなぐようにワーム補修液で補修する。また切れたワームは複数個残しておき、違うワーム同士をワーム補修液でつないで使うことも可能だ。かなり歪な形のワームになるが、それでも釣れることがある。楽しみの一つとしてトライしてみてほしい。

メバリング愛好家におすすめしたい節約釣りライフ 【使用した仕掛けの再利用術3選】
裂けたワームを補修(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

トレブルフックの再利用術

錆が発生しやすく、すぐにダメになってしまうことがあるトレブルフック。特にメバルプラッギングをしている人は、トレブルフックの再利用についても考えておきたい。トレブルフックは水道水で洗い流すのはもちろん、塩分分解ムースを使用するのもおすすめだ。

メバリング愛好家におすすめしたい節約釣りライフ 【使用した仕掛けの再利用術3選】
塩分分解ムース(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

特にフック同士の隙間は洗っても塩が落ちにくく、錆びることがある。そのため、塩分分解ムースを使用して塩分を取り除き、しっかりと水気を取り除いておこう。

メバリング愛好家におすすめしたい節約釣りライフ 【使用した仕掛けの再利用術3選】
ムースで塩分除去中(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

フックは乾燥させることも重要

先ほども述べたが、フックは洗うだけでなく、乾燥させることも重要だ。

水気がついたままだとよく洗っても錆びてしまうこともある。洗ったら風通しがいい場所で乾燥させて、錆びないようにし、再利用するようにしよう。

メバリング愛好家におすすめしたい節約釣りライフ 【使用した仕掛けの再利用術3選】
しっかり乾燥させたプラグ類(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

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<山下洋太/TSURINEWSライター>

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