当直明けの朝、職場での朝食を終えて一旦自宅へ帰宅。前日は近畿地方全体に雨模様であり、雨後は北西風が強くなる。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
当直明けのライトゲーム釣行
大阪と和歌山の主要なポイントは全て北西方向に向かって形成されている所なので、北西風が強くなる晩秋から厳冬期だと逃げる場所が極端になくなる。今日の予報だと強く吹くタイミングにバッチリと当たるが、考え方を変えれば人が入っている可能性が低い、つまり一級ポイントに入り放題の可能性が極めて高い。さぁ覚悟を決めて釣行だ。
実は先週も同じポイントに入っており、夕マズメの時間帯にアジにしては大きい個体を確認している。これは是非狙って釣りたいという思いで一週間を過ごした。ポイントに到着して準備を開始。
一応、エギング用の8ftのロッドとアジング用の2本をロッドスタンドに入れてポイントへ行くが……。予想以上の風に少し沖合は白波が立っている。これはキャストを間違えると釣りにならないだろうと思いつつ波止に立った。
日中の釣りスタート
サーチ的な意味合いも含めて1.8gのジグヘッドを結び風の向きを確認。やはり北西風で沖合から港内に向けて吹いている。まずは向かい風の方向に投げるも直ぐに糸が風をはらみジグヘッドが全然沈まない(笑)。
今度は風を背にするように港内を向いて投げ、無理矢理沈めてみるとボトム付近でバイト。
合わせると確かな引き。潜ろうとする動きからアジではないが……。上がってきたのはニセクロホシフエダイだ。和歌山のライトゲームの定番ゲスト。その後、ニセクロホシフエダイが3連発。内側は少し厳しそうだ。

カサゴがヒット
今度はどうにか沖合のポイントへ投げられそうな風と潮が喧嘩しない位置に入って向かい風にキャスト。難しいけど何とかボトムまで到達させて引っ張ってくるとボトムでガツン。
良く引くがこれもアジの引きではない。上がって来たのはまたも定番ゲストのガシラであった。今日のこの場所はロックフィッシュデーのようで回遊系の魚がほとんど見当たらない。より風が強くなった16:00頃に移動とした。

夜のポイントへ
夜のポイントは定番の河口からみのポイントで、北西方向に山があり比較的風を避ける事が可能なポイントである。ポイントに到着すると、既に先行者が5名。比較的広い場所なので、声掛けをしてポイントに入れてもらう。
ロッドは1本のみ持って行き、基本は0.3g程度のジグヘッドで流す釣りが主体だ。しかし、風がやはり邪魔をするので0.5gまで上げて表層~ボトムまでの全層をサーチする。表層カウントでアタリ。今度は間違いなくアジの引き。かわいいサイズだがやっとアジの顔が拝めた事にホッと胸をなでおろす。
今度は中層10カウントでヒット。この調子でどんどん釣りたいが気持ちとは反対にアタリがどんどん少なくなってきた。よくよく空を見ると綺麗な満月が輝いている。これはアジングには厳しい。

ヘダイをキャッチ
やはりボトムがいいのか?と思いボトムに入れると金属的なアタリ。

結果、5匹のアジが釣れて何とか形にはなったが、やはり月の影響か。月が顔を見せ始めたタイミングと、位が下がり始めたタイミングからアタリが減り始めて非常に厳しい釣行であった。日中の釣りと夜の釣り両方でアジを狙ってみたが、これから初冬の時期に向けてどんどん釣行したい。

アジングロッドおすすめランキング8選 初心者向けのハイコスパロッドを紹介
アジングで使う【ジグヘッドのハリ(フック)6種類】をまとめて解説
LINEで『TSURINEWS』の厳選記事が届く!「アカウントメディアプラットフォーム」に...
<福岡崇史/TSURINEWSライター>