先日、夜の磯でウェーダーを履いてメバル釣りをしていたのだがそこそこのウネリがあり足元が悪い中で釣りをしていた。うねりを避けようとしておむすびみたいな形の岩の上に片足を乗せた時にツルリ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
ウェーダーボンドで修理
ウェーダーの破損は幸いにも5mm程度の破れで済んでいた。おそらく貝かなんかがピンポイントに当たったのだろう。このくらいの傷ならウェーダーボンドで修理できる。

買いにいかないとな~と思っていたら家に在庫があった。過去の自分ナイスである。まずは兎にも角にも、ウェーダーを一度綺麗に洗う必要がある。補修したい部分は特に砂や泥などが残らないようにしっかり洗う。浸水箇所が不明な場合は、湯船に水を張ってウェーダー内部に空気をいれて湯船に沈めると手っ取り早い。

冬場は特にだが、ウェーダーを洗うのがかなり億劫だ。
補修はとても簡単
内部、表面共にしっかり乾燥させたら、ボンドを塗る。ここでポイントは、塗りたい部分を水平な場所に置く事である。

今回浸水しているのは右ひざだが、ついでに左ひざもいつかぶつけるだろうということで補修しておいた。このボンドはイメージで言うと黄色のセメダインみたいな感じなのだが硬化にそこそこ時間が掛かる。粘土は高いのだが、斜めになっていると垂れてくる。なので、垂れてこないように水平で安置できる場所で塗るようにしよう。あとはただ塗るだけなので特に難しい事はない。多少雑に塗っても時間が経てば均一な面になる。見てくれを気にしないなら補修箇所にちょっと大げさなぐらいでぐりぐりと塗ったくったらいい。
塗ったらそのまま動かさないよう注意し、一晩寝て朝起きればほぼ硬化している(メーカー表記では5時間で硬化)。
穴や大きな破れは一手間増える
今回は小さな破れだったのでただボンドを塗っただけだったが、牡蠣で大きく裂けてしまったりポッカリ穴が開いてしまった場合は補修布を追加したり、裏目地を当てるなどもう一手間が必要だ。
また、見た目的に補修後を残したくない場合は裏側にボンドを塗るという手もある。メーカーの商品ページに補修方法の動画があるのでそちらを見てもらうとわかりやすいだろう。多少の傷なら使用に全く問題ない状態に補修できるが、あまりにひどい破損の場合は潔く買い替えも検討しよう。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>