静岡県下田沖の人気磯「沖横根」へ尾長メジナとイサキを狙って釣行。水潮とウネリに苦戦しながらも、35~38cm級の尾長メジナをキャッチ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・塩田哲雄)
梅雨グレシーズン目前
梅雨入り前の新緑が深緑へと変わる5月中旬。暑すぎず寒すぎない快適な季節となり、磯釣りには絶好のタイミングを迎えた。産卵後のメジナは活発にエサを追い始め、旬を迎えるイサキも期待できる時期だ。
今回は5月13日、主宰する磯釣り奨励会の上原幹事長とともに、静岡県下田沖に浮かぶ名礁「沖横根」へ向かった。狙いは大型の尾長メジナと旬のイサキだ。
名磯「沖横根」
沖横根は下田市沖6~10kmに点在する沖根群のひとつ。伊豆半島最南端エリアの中でも特に沖合に位置し、潮流の速さと豪快な地形から準離島とも呼ばれる名磯だ。尾長メジナや口太メジナはもちろん、シマアジやヒラマサなど大型魚の実績も高く、多くの磯釣りファンを魅了している。
須崎港すさき丸で出船
今回は須崎港の渡船店「すさき丸」を利用。午前5時の出船に合わせ、早朝から食料やコマセを準備して港へ向かった。沖根エリアには独特の渡礁ルールがあり、各渡船は所定時間まで沖合で待機し、時間になってから一斉に磯付けする方式となっている。
久々の沖横根釣行に期待を膨らませながら、上原さんとともに表本場へ渡礁した。
大型尾長狙いの仕掛けでスタート
コマセはオキアミ6kgに配合エサを数種類ブレンド。
大型尾長を意識し、ハリスは2・5号をセットした。針には尾長、口太、イサキまで幅広く対応できる「A1アジャストグレ」を使用。
大型魚にも対応できるセッティングで釣りを開始した。
水潮とサラシに苦戦
当日は北東ウネリの影響が残り、釣り座前には時折大きなサラシが広がる状況。さらに海は春特有の緑がかった水潮で、魚の活性には不安が残った。まずは磯際を探るが、サシエは残ったまま。沖の潮筋へ狙いを変えても反応は薄い。
そんな中、先に竿を曲げたのは上原さん。
強烈な引きで浮かせたのは50cm級のイスズミだった。
痛恨の大型尾長バラシ
その後、筆者にも30cm級メジナがポツポツとヒット。そしてついに、重量感とスピード感を伴う強烈なアタリが訪れた。沖で掛けた魚を無理せず弱らせながら寄せ、浮かせた魚体は45cmを超える大型尾長メジナ。
しかし、写真撮影の準備中に魚が反転したタイミングで無念のハリ外れ。目前で逃した大物に悔しさが残った。
38cm尾長メジナをキャッチ
後半は潮向きが変化し、再び右から左への流れが効き始めた。そのタイミングで沖30m付近へ投入した仕掛けに明確なアタリ。鋭い引きを見せた魚を慎重に取り込むと、38cmの尾長メジナだった。
最終的には35cm前後を中心に2人で数釣りを楽しめたものの、期待していたイサキは不発。やはり水潮の影響が大きかった印象だ。
今後が梅雨グレが本番!
大型魚のバラシや高切れなど悔しい場面もあったが、仲間とともに雄大な沖磯で竿を出す時間は格別だった。
これからは梅雨グレ本番。尾長メジナ、口太メジナ、そしてイサキも最盛期を迎える。次回こそは大型尾長と本命イサキを手にしたい。
<塩田哲雄/TSURINEWSライター>
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