【映画コラム】シリーズを見続けてきた者にはたまらない『クリード 炎の宿敵』

【映画コラム】シリーズを見続けてきた者にはたまらない『クリード 炎の宿敵』
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 前作『クリード チャンプを継ぐ男』(15)で新章に突入した『ロッキー』シリーズの最新作『クリード 炎の宿敵』が公開された。

 前作でのアポロの息子アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)の登場に続いて、今回は『ロッキー4/炎の友情』(85)のロシア人ボクサー、イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)と息子のビクター(フロリアン・ムンテアヌ)が現れ、親子2代にわたる、息子同士の宿命の戦いが描かれる。

 と、ここで『ロッキー』シリーズの流れを振り返ってみよう。三流ボクサーのロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)が無敵の世界チャンピオン、アポロ・クリード(カール・ウェザース)に挑む姿を描いた『ロッキー』(76)は、アメリカ建国200年の年に公開され、大ヒットを記録。当時、売れない俳優だった若きスタローンの出世作ともなり、「やったらやれる」「諦めるな」というアメリカンドリームの象徴とされた。

 以後シリーズ化され、『ロッキー2』(79)ではアポロを破り、ロッキーは世界チャンピオンになる。だが、『ロッキー4/炎の友情』では、ライバルから親友となったアポロを死なせ、モスクワに遠征したロッキーは、レーガン政権下の“力による平和”を主張するアメリカの象徴へと変化した。スターとなったスタローン自身も、『ランボー』シリーズの影響もあり、筋骨隆々の肉体を誇示。共演したブリジット・ニールセンと再婚した。

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