ミュージカル「四月は君の嘘」の取材会が先日、東京都内で行われ、出演者の小関裕太、木村達成、生田絵梨花、唯月ふうか、水田航生が登壇した。

 原作は、2011年から『月刊少年マガジン』(講談社刊)に連載されたコミック。その後、TVアニメ化され、16年には実写映画としても大ヒットを記録した。

 ピアノの指導者だった母の死をきっかけにピアノから離れた神童・有馬公生が、同い年のバイオリニスト・宮園かをりと出会ったことで、再び音楽と向き合っていく姿を描く。

 新型コロナウイルスの影響で、20年7月に予定されていた上演が全公演中止となった本作。公生役の小関は「ショックで消失感がすごかったです。悔しくて時間の隙間を埋めるために、今まで7周ぐらいアニメを見返していました」と当時を振り返り、「ようやくあのときの気持ちが報われるかもという思いです」と語った。

 一方、かをり役の生田は見どころについて、「音楽を弾いているところから歌に移行していくコンクールのシーンです。楽曲としても面白いし、どんな演出が付くのか気になります」と語った。

 自身もコンクールのピアノ部門で入選した経験があることから、「音楽家たちが、ただ華やかにパフォーマンスをするだけではなくて、いろんな葛藤があるなど、そういうのも重なるところはあります」とも語った。

 また、劇中歌を収録したコンセプトアルバムがすでに発売されていることに関して、Wキャストで公生を演じる木村は「お客さんも予習できるので、ここでこの曲が来るんだというワクワク感はあると思う。ある意味、力に変えていきたい」と意気込みを語った。

 最後に、小関は「舞台は生なので、リアルにコンサートホールにお客さんがいるかのような緊張感や臨場感があって、躍動感のある舞台らしく、楽しめる作品になると思います」と期待を寄せた。

 舞台は5月7日から、都内・日生劇場ほかで上演。