NHKで好評放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。5月22日に放送された第20回「帰ってきた義経」では、平家を滅ぼした英雄・源義経が、兄・頼朝(大泉洋)と溝を深めた結果、悲運の最期を遂げた。新たな義経像を作り上げた菅田将暉と愛妾・静御前役の石橋静河、歴史に名を残すカップルを演じた2人がコメントを発表し、その舞台裏を明かした。

 菅田はまず、平家を滅ぼした後の義経について、次のように振り返った。

 「壇ノ浦で平家を滅ぼした瞬間から、何かぽっかり空いている感じがずっとありました。そこからの義経は、生きてはいるんだけど、亡霊のように、のめりこむもの、目標みたいなものがなく生きていたようでした」

 続けて、義経の最期のシーンについては、「いろんな思いがありますが、今日演じた感じだと、何かほっとしているようなところもあると思います。今日、最後に思ったのが、『これで兄上(頼朝)とのいざこざが終わるな』という、そんな気持ちでした」と複雑な胸の内を告白。

 義経を悲劇へと追い込んだ兄・頼朝との関係については、「第14回ぐらいから、義経は頼朝に会っていないんですよね」と前置きした後、「『悲しい話だけど、頼朝・義経をどう描くんだろう』って視聴者目線で見たときに、この2人の“仲たがい感”の描かれ方は千差万別で、いろんな見せ方がある」と一般論を展開。

 その上で、「でもどんな描かれ方でも、義経はただただ純粋に兄上のことが好きなんだなっていうのだけは共通していると思いました。そこは最後までできてよかったと思います」と満足そうに語った。


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