ハッセルブラッド、中判ミラーレス「X1D II 50C」とVシステムの新機種「CVF II 50C」を発表

ハッセルブラッド、中判ミラーレス「X1D II 50C」とVシステムの新機種「CVF II 50C」を発表

ハッセルブラッドジャパンは6月20日、中判ミラーレスカメラ「X1D II 50C」とXシステム初のズームレンズ「XCD 35-75mm/3.5-4.5」、iPad Pro/Air向けの連携アプリ「Phocus Mobile 2」を国内発表した。

これに加えて、同社の歴史を象徴するVシステムのオールドカメラをデジタル化できる「CVF II 50C」も発表。1957年以降に製造されたほとんどのハッセルブラッドVシステムカメラをデジタル化できるという。

軽量な中判ミラーレスの後継モデル「X1D II 50C」

一般的な35mmフルサイズ一眼レフカメラよりも小さい底面積の中判という、前モデル「X1D-50c」(2016年発売)の特長をそのまま引き継いだ「X1D II 50C」。

5000万画素CMOSセンサー(43.8 x 32.9mm)は、35mmフルサイズセンサーと比べて面積は1.7倍。また、大きな画素サイズ(5.3 x 5.3μm)によって優れた色調を実現し、16bitの色深度と14ストップのダイナミックレンジによってシャドウ/ハイライトの双方でディテールを表現できるという。

「奇界遺産」で知られる佐藤 健寿氏をはじめ、発表会に登壇したフォトグラファー諸氏が口をそろえて評価したのもこのダイナミックレンジで、優れた階調を表現でき、白飛びや黒つぶれしてしたと思える箇所でも、現像時に復元可能だったとしていた。

参考価格は650,000円(税別)で、2019年7月に発売予定だ。
前モデル「X1D-50c」に比べると、機能が進化して価格帯は1段下がったと言える。

待望のズームレンズ「XCD 3,5-4,5/35-75」

ハッセルブラッド、中判ミラーレス「X1D II 50C」とVシステムの新機種「CVF II 50C」を発表

「要望が多かった」というズームレンズが、Xシステムレンズの9番目としてラインナップする。「XCD 3,5-4,5/35-75」は、単焦点レンズと同等の優れた画質を提供するといい、広角の風景からポートレートまであらゆるものを撮影するのに理想的だという。1つの利用例として、「旅行中に持ち歩く道具の量を最小限に抑えたい一方で画質を犠牲にしたくないフォトグラファー」が挙げられた。

他のXCDレンズと同様にレンズシャッターを内蔵し、68分から1/2000秒まで、すべてのシャッタースピードでストロボ同調が可能。

参考価格は585,000円(税別)で、2019年10月に発売予定。

iPad Proと連携したワークフローの進化に注目
――専用アプリ「Phocus Mobile 2」

ハッセルブラッド、中判ミラーレス「X1D II 50C」とVシステムの新機種「CVF II 50C」を発表

外出先やスタジオでのワークフローをアップデートする存在が「Phocus Mobile 2」。今回発表された「X1D II 50C」と「CVF II 50C」の2機種と互換性がある無料のiPad Pro/2019 iPad Airモデル向けアプリ(2019年6月現在)で、残念ながら前モデルとなる「X1D-50c」では利用できない。

USB-CまたはWi-Fi経由でiPad Proほかのデバイスと接続可能。発表会のデモでも、本体のRAWデータを軽快に表示する様子を確認できた。

RAW画像のインポート、編集、レーティングが可能で、フルサイズのJPEG画像のインポートやレーティングも行える。 さらには、フルサイズの画像エクスポート、テザー撮影、カメラのコントロールもサポートしている。

ハッセルの歴史「Vシステム」を
デジタル化する「CVF II 50C」

今回、開発が明かされたデジタルバック「CFV II 50C」は、中判5000万画素CMOSセンサー(43.8 x 32.9 mm)を備え、1957年以降に製造されたほとんどのハッセルブラッドVシステムカメラで使用できるという。サードパーティーのテクニカルカメラやビューカメラでも使用可能とのこと。

チルトスクリーンを採用し、設定、画像再生、メニュー設定などはタッチパネルで操作する。バッテリー内蔵型で、Xシステムと同じバッテリーが使えるとのこと。USB-Cポート経由での充電も可能だ。

「CFV II 50C」をハッセルブラッド史上最小の中判カメラボディ「907X」と組み合わせることで、非常にコンパクトなカメラシステムができあがる。この組み合わせは、「CFV II 50C」のチルトスクリーンによって、Vシステムのウエストレベルと同等の撮影スタイルを可能にする。

また、「907X」を使うことにより、すべてのXシステムレンズに加え、Hシステム、Vシステム、XPanレンズを含む、幅広い種類のハッセルブラッドレンズが使用可能に。さらに、907Xは、さまざまなサードパーティー製のアダプターやレンズとの互換性を可能にする。別売りアクセサリーとして「907Xコントロールグリップ」と「907X外部光学ファインダー」が予定されている。

ただし、この他の製品詳細、価格、発売時期については不明で、2019年後半にアナウンスするとされた。

[参考リンク]
ハッセルブラッド

あわせて読みたい

Ubergizmo JAPANの記事をもっと見る 2019年6月21日のIT記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

新着トピックス

ITニュースアクセスランキング

ITランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

トレンドの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

最新IT業界情報やiPhoneやAndroidやガジェット、話題のサービス、IoT情報、スタートアップにまつわるニュースをお届け中。