古いiOSデバイスのGPSバグがアップデートで修正されるの画像はこちら >>

Appleは、古いiPhoneiPadのGPSバグを修正するアップデートの配信を始めました。このアップデートは、2012年以前に発売されたiOSデバイスを対象にしています。

このアップデートを受け取ったiOSデバイスは、グローバルGPSに影響があった問題を修正できます。これはWeek Number Rollover問題と呼ばれるもので、GPSシステムが週の経過を10ビットの数値として記録しているために発生しています。

これは1024週、約20年を超えると自動的にカウンターがリセットされます。カウントがリセットされると、古いハードウェアによっては使い物にならなくなります。そのためにデバイスのメーカーはそういったデバイス向けにパッチを配信しており、Appleも同様に昔のデバイスへ配信しているということです。

この問題は今年の4月6日から他のデバイスで確認されていますが、Appleは11月3日までApple製品は影響を受けないだろうといいます。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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