【写真】橘ケンチ(EXILE)リモートとして初となる『守破離橘オンラインの会』
EXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチと日本酒界をリードする人気先鋭酒蔵のひとつ松本酒造によるコラボ日本酒第2弾〈守破離橘2019-2020〉のボトル発売前日となる10月3日(土)、リリースを記念した『守破離橘オンラインの会』が開催された。
橘ケンチはEXILE/EXILE THE SECONDのパフォーマーとしてはもちろん、日本酒をライフワークとしながらここ数年様々な活動を通して造詣を深めてきた。

そんな〈守破離橘2019-2020〉の初お披露目となったのが、「僕自身、公に初となるオンラインによる酒の会」(橘ケンチ)という松本日出彦杜氏を迎えZoomのシステムを使って行われた『守破離橘オンラインの会』。この会のために参加者へは事前に、メインの最新ボトル〈守破離橘2019-2020〉と熟成に回された貯蔵分を除いてすでに一旦完売している前作〈守破離橘2018-2019〉の日本酒2本を筆頭に、松本酒造のある京都と古来〈鯖街道〉でつながっていた福井からは和のアンチョビ千日鯖へしこオイル漬け&イカへしこオイル漬け各1瓶及びかに身入りかにみそ缶詰1缶の計3アイテムの肴が、さらに参加者限定で作成された特製小冊子という豪華セットが届いた。
小冊子には、〈橘〉印の日本酒を熟知したLDH kitchenスタッフ考案による身近な食材でアレンジ可能なお手軽レシピ集も盛り込まれており、中には本番に合わせて調理している参加者も。配信の現場では松本日出彦氏と橘ケンチ両名にもLDH kitchenの料理人から提供されて、「どの食材もずっと食べていられるくらい美味しい。千日鯖へしこのアヒージョなどアレンジしても日本酒に合いますね」(橘ケンチ)とペアリングに舌鼓を打った。

また、会では第1弾〈守破離橘2018-2019〉もラインナップされていたのだが、守破離IDシリーズは日本酒のアイデンティティ(ID)を表す重要なエレメンツのひとつである〈米〉に特化、田んぼ別に醸した松本酒造を象徴する銘柄のひとつであり、〈酒米の育った田んぼの環境を含めて存在証明を可能にした日本酒〉。〈守破離橘2019-2020〉も兵庫県加東市東条エリア岡本村産の山田錦を使用、この作品のみに与えられた番地=〈ID597〉を再び継承している。お米自体が持つ圃場由来の異なる個性を造りにも反映することでしっかりと味わいとして落とし込まれており、当日も「造りの後に飲んだ時よりも柔らかくなった印象があります。自分で言うのもなんですが…美味しい!」(橘ケンチ)、「いいですね! 飲む時期によってまた違った膨らみが出てくると思います」(松本日出彦)とそれぞれに感想を口にしていた。
終盤には、質問を受け付けるコーナーが設けられるなど、終始参加者を盛り上げる趣向が凝らされていたのも印象的だった。松本日出彦杜氏&橘ケンチとともに誰よりも早く最新の〈守破離橘2019-2020〉を味わえた上に、酒造り時の貴重なエピソードの数々を当事者の口から直接聞くことができたこの夜、幸運な30名は最後まで贅沢な時間を堪能してプレミアムな会は幕を閉じた(この日の模様は、LDHの所属グループ及びアーティストのライブキャスト動画やMVを視聴できるサービスCL(シーエル)内の番組『ケンチのイッテキ』でも後日配信予定とのことなので改めてチェックしたいところだ)。
そして、この『守破離橘オンラインの会』の翌日10月4日(日)からLDH JAPANのグループ会社LDH kitchenが運営する居酒屋 三盃において、『守破離橘2019-2020フェア』が開催されることが決定した。最新コラボ日本酒〈守破離橘2019-2020〉とこのイベントで紹介された料理を堪能できるスペシャル企画。会では提供されなかった〈鯖街道〉つながりの福井嶺北からの食材による特別メニューも新たに追加予定とのことなので楽しみに足を運びたい。その他順次始まっていく飲食店での提供に加えて、はせがわ酒店(東京)及び酒のやまもと(大阪)という名門酒販店2ショップにおいてボトル販売もスタート。今年のボトルでは、日本の農業の未来をも見据えて生み出されたアイテムであることを映像として体感できる仕かけが施されている。裏ラベルに印刷されたQRコードを読み取ることでアクセスできるエクスクルーシブムービーが、期間限定で公開されているのだ。今回『守破離橘オンラインの会』に参加できなかった日本酒フリークスも、ぜひ自らの手元で今季〈守破離橘2019-2020〉を味わいながら映像に収められた松本日出彦×橘ケンチの対話に耳を傾けてみてはいかがだろうか。
