星稜・奥川恭伸は完封勝利でも50点。まだまだ武器を隠し持っている

「どよめきが起きたことはすごく楽しいなと感じましたし、球場の雰囲気を変えることは大事だと思っているので。雰囲気をこちらに持ってこられたのはよかったです」

 結果だけを見れば、9イニングを投げて被安打3、奪三振9、与四球1の完封勝利。球数はわずか94球だった。しかし、奥川は「勝ち切れたことに関してはよかった」と語った以外は、反省の弁ばかりが口をついた。

「今日は風に助けられました(旭川大高・持丸が9回に放った大飛球が強い逆風に戻されてライトフライになったことに対して)」

「7~8割の力で投げるときのボールをもう少しコースに投げないと痛打されるので」

「変化球が抜けていたので、次は精度を高めてコントロールよく投げられたら」

「(「今日の自分の投球に点数をつけるなら?」の問いに)チームとして勝てたのはよかったですけど、内容だけ見たらまだまだなので。50点くらいですね」

 たしかに完封したとはいえ、旭川大高打線にバットの芯でとらえられるケースも目立ち、奥川が言うように反省点の残る投球だったのかもしれない。

 しかし、圧巻の初回を終え、2イニング目以降の要所をピシャリと抑える投球も、じつに奥川らしいと感じるのだ。

 奥川のピッチングを見ていて頭に浮かんだのが、「上善水如(じょうぜんみずのごとし)」という言葉だった。水のようにしなやかに、水のように強く。打者の顔色を見て、気配を肌で感じながら投球を有機的に変化させていく。それが奥川という投手なのだ。試合前には、こんなことも語っている。


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