柔道の男子重量級で金なし。「勝ちに飢えた柔道」ができなかった

 その一方で、今大会収穫もあった。

「全体を通して自分的には動きはよくなかったんですが、その中でも我慢して粘って戦えたこと。ツシシビリ選手とも、ああいったもつれた場面で負けずに戦えたこと」

 そんな戦いを井上康生男子監督は「1回戦から強豪選手との戦いが連続しましたが、我慢して勝ち切ったうえで次につなげた。準決勝は絶対に引かずに競り合い、我慢比べにも絶対に引かないで投げにいくことと話したが、それをやり切れたことはよかった。

 決勝は惜しい試合で先に息が上がってしまいましたが、本当は逆の展開にしたかった。それまでのギリギリの戦いの影響はあったと思いますが、決勝でも技術面をもう少し工夫していけば、ああいう展開にはならなかったのではないかと思う」と話す。

 100kg超級には昨年に続いて今回も出場してこなかったテディ・リネール(フランス)という絶対王者がいるが、試合展開もこれまでよりスピード化している。そんな中、選手たちには速い組手や速い技出しをして、しっかり競り合うことを意識させていると井上監督は話す。リネールだけではなく他の選手に勝っていくためにも、スタミナ作りというのがこれからの課題のひとつにもなってくるだろう。

 また100kg級のウルフに関しても、井上監督は「彼のよさはスピード感あふれる組み手や、厳しい組手。そこから圧力をかけていって最後まで競れるところ。今回の前半戦はそれを出せていなかったが、敗者復活戦からはそんな柔道をして銅メダルを獲得したので、最低限の結果は出した」と評価する。


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