また、2015年に1番人気で3着となったイスラボニータは、2016年も2番人気で2着。2017年に4番人気で勝利したペルシアンナイトは、2018年も3番人気で2着と善戦している。
このようにリピーターの台頭が目立つことから、昨年のレースで馬券圏内(3着以内)に入った馬は軽視できない。
今年は、昨年2着のペルシアンナイトと、同3着のアルアインが出走。3年連続の好走例がないことを鑑みると、アルアイン(牡5歳)が狙い目となる。
昨年のレースにおいて4番人気で3着に入った同馬は、今春、GI大阪杯(3月31日/阪神・芝2000m)を勝って、2度目のGI制覇。続くGI宝塚記念(6月23日/阪神・芝2200m)でも4着と健闘している。
前走のGI天皇賞・秋は14着と惨敗を喫したが、これは、不利な大外16番枠だったことが響いたのかもしれない。好枠を引けば、巻き返しがあっても不思議ではない。
激戦必至のマイルGIは、3年連続で3歳馬が勝つのか、それとも古馬が復権を果たすのか。いずれにしても、荒れる可能性は大いにある。その一端を担う馬が、ここに挙げた3頭の中にいてもおかしくない。
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